説教あらすじ「新しいいのちに生きる」(15/05/2011)
◎[ヨハネ3:1-8]
◆『ニコデモ』という人物について [1-2節前半]
・パリサイ人:聖書(律法)の専門家。律法に従うことによって神の祝福が得られると信じていた。
・ユダヤ人の指導者:ユダヤ議会『サンヘドリン』のメンバー(いわば国会議員)。
[2節]・彼も「しるし」に魅かれていた1人。ただ、彼は「しるしそのもの」以上に「この方こそ、
神が共におられる方に違いない!」という点に魅力を感じていた。
◆ イエスは、ニコデモが求めているものをいち早く察知して言われた。[3節]
・「もし生まれ変わることができたら…」と思う人は多い。しかし、生物学的には不可能。[4節]
しかし、イエスが意味したのは「肉体的」なことではなく「霊的世界」のこと。[5-7節]
すなわち「私たちの地上のからだ」のことではなく、神から見た「神の国(天)における立場」のこと。
◆ 私たちは皆「新しく生まれる」までは、神の前に「失われている」➝ [ルカ19:10,15:4-7]
・それは、私たちの罪(神の権威と無関係に生きようとする心の態度)の故に「神との断絶」の状態にある
から。しかし、私たちがそのような態度を捨て(悔い改め)、キリストによる和解を受け入れるなら
「神と共に生きる関係」へと回復される。これが「新しく(神の国において)生まれる」ということ。
◆「新しく生まれた者」は『2重国籍(天と地)』を持つようになる。ただ、天においては生まれたばかりで
あり、目に見える肉体が地上にあるので、初めのうちは天におけるいのちの実感があまり湧かない。
・何故神は、この肉体をもさっさと天に引き上げないのか?
➝ 神の願いは、この地上で、私たちを通して「天のいのちの豊かさ」を証しすること。
◆ では、どのようにして「天のいのちの豊かさ」の中に生きるのか?
① 祈り:「みこころが天において成るように、地においても、この身を通して行われるように。」
② みことば:『霊的食物』。朝ごとに。暗唱するのは、なお良い。
③ 与える生活:「地上のいのち」は受けるほど豊かになるが、「天のいのち」は与える(天に蓄える)
ほど豊かになる。
★ イエスを通して与えられた「神のいのち」が、あなたを通して人々の間で明らかにされますように!
考えてみましょう
・「新しく生まれる」とは、どういうことですか?
・「天のいのちの豊かさ」の中に生きるための秘訣は何でしょう?
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