説教あらすじ 「救われた者の歩み」 (22/03/2020)
[マタイの福音書 25章31~40節] ― この箇所を読んで「救いは行いによる」と感じるなら、読み誤っている。
◆救いは『キリストとの個人的なつながり』による [31~34節]
・「羊とやぎの違い」は、生まれたばかりはほとんど見分けがつかないが、成長と共にはっきり現れてくる。
同様に『キリストを牧者とする羊たち』も、やぎたちによってかもし出される「この世の流れ」の中でキリストとの
個人的な絆によって「羊としての性質」をしっかり保ちつつ生きる時、やぎたちとの違いが歴然としてくる。
◆救いは『生きた信仰』による [35~39節]
・羊たちの『良い行い』は、「救われるための条件として励むもの」というよりは、「既に救われている証拠」として
自然に現れてくる『実』のようなもの。羊たちはこれらをほとんど「無意識的に」行っていた。
また、「(迫害の結果として)牢にいる信仰の友を訪問する」というリスクを犯すには、真の兄弟愛に裏打ちされた
『生きた信仰』が要求される。[ガラテヤ5:6] この『生きた信仰』に動かされて歩む時、私たちの1つ1つの行為
はイエスに対してなされている。[40節]
✰今日のキーワード: 「生きた信仰」
◎学びを深めるための質問
①何故、「[マタイ25:31-40]は、『救いは行いによるのだ』ということを表していない」と言えるのですか?
②この箇所で「羊とヤギ」とは、どういう人たちのことを描いていますか? また何故そう言えるのですか?
③ここで王は何故「わたしの兄弟の最も小さい者にしたのは、わたしにしたのだ」とおっしゃったのでしょう?
Outline of the sermon “Life of ‘people in Christ’.” (22/03/2020)
[Matthew25:31~40] ― You are misunderstanding if you feel “Salvation comes from our good deed” from this passage.
◆Salvation comes from “Personal relationship with Christ”. [Verses 31~34]
・Sheep and goats look like pretty similar when they are born but their difference becomes very obvious as they
grow. In the same way, as “Christ’s sheep” grow in solid personal relationship with Christ even though there
are lots of struggles in “goats’ dominant world”, their difference from goats becomes so obvious.
◆Salvation comes from “Living faith”. [Verses 35~39]
・Good deeds of sheep expressed naturally rather than as the result of their efforts. It is “Fruits of salvation”.
・This king mentioned “a visit when he was in prison”. This is probably talking about “visiting brothers in Christ
under persecution”. Taking this kind of risk requires “living faith” based on true love. [Galatians 5:6] Christ
recognizes “it is done for me” when we do something among God’s family by such “living faith”. [Verse 40]
✰Key word for this week: “Living faith”.
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