説教あらすじ 「キリスト者の自由」 (14/06/2020)
◆「自由意志」によって『奴隷』となる [Ⅰコリント9:19~23] ― パウロは19節で一見矛盾したことを言っている。
・パウロがこう言ったただ1つの理由:「より多くの人を獲得するため」(神の許に勝ち取るため[Ⅰペテロ3:1])。
・パウロにとって『律法』とは、「守るべきルール」ではなく、「最愛の方の願いの現れ」。それ故形式的に律法を守ることよりも、「神の許に人々を勝ち取ること」を最優先した。
◆福音宣教とは? [22~23節]
・『福音の恵み』とは、罪の赦しと永遠のいのちだけでなく、「キリストのいのちを現す生き方そのもの」。
◎『福音宣教』とは、単に「救いのために知識を伝達すること」ではなく、
「ことばによる、行いによるとを問わず、相手に対して『キリストのいのち』を表現して生きること」。
・『純粋による孤立』か?『妥協による埋没』か? ⇒ キリストは「純粋による埋没」だった!
・キリストはご自身が「死ぬために遣わされた者」であり、「自分のいのちは御父の御手の中にある」と知っていた。実は私たちも同じ。[コロサイ3:3] 私たちは「固定観念に縛られない『キリストにある自由』」というものを、自分の手で握りしめているのではなく、私たちの「内に住んでおられるキリスト」に預けてある。[ルカ9:24]
✰今日のキーワード: 「純粋による埋没」
◎学びを深めるための質問
①パウロは何故、敢えて「すべての人に、すべてのものとなる(22節)」と決心したのでしょう?
②あなたにとって「福音のためにあらゆることをする(23節)」という言葉には、どんな響きがありますか?
③私たちは「福音宣教に遣わされている者」として、どのように福音の恵みを『共に』受けることができるでしょう?
Outline of the sermon “Freedom of a Christian.” (14/06/2020)
◆Becoming “a slave” by “freewill”. [ⅠCorinthians 9:19~23]
・Only reason Paul said this is: “to win as many as possible”.(→ⅠPeter 3:1) For Paul, the highest priority is to work under “Christ’s law” which means to respond “the manifestation of God’s love” wholeheartedly.
◆What is “to present the gospel”? [Verses 22b~23]
・“The gospel” is not just “a statement” but “Life in Christ”. So “presenting the gospel” means “to express reality of life in Christ” both in words and deeds.
・As Christians we tend to live either “isolated by purity” or “buried by compromise”. But Christ lived “Buried by purity”! Even though he knew he was destined to die, he also knew that his life was in the hands of good and greatest Father. So are our lives! [Colossians 3:3] We do not have to hold tight our life to serve God but rather we can surrender it to “Christ who lives in us”. This is our “freedom as Christians”! [Luke 9:24]
✰Key word for this week: Buried by Purity.
0 Comments