2012年6月10日 『人の最善』と『神の最善』

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「『人の最善』と『神の最善』」     (10/06/2012) [ヨハネ11:7-16]  ◆「人が思いつく最善」と「神がなさる最善」とは、どんな風に違うのか? ①『最善』を妨げるものは、私たちの外側にではなく、内側にある。[7-10節]   ・私たちは「材料やお金は十分にあるか?」「どんなリスクが考えられるか?」などを問題にするが、最も大切 なのは「今自分は間違いなく光の中(神のみこころの中)を歩んでいる」という確信。 ②永遠に残るもの。[11-13節]   ・キリストにある永遠のいのちを知らない人々にとっては、『死』は最大の脅威。従って、彼らの思いつく『最善』 は「死を忘れさせてくれるこの世の楽しみ」であり、それらは私たちの心から神を閉め出す。   ・一方、キリストを知る者にとっては、死は『眠り』でしかない。すなわち「神の与える最善」は、死のこちら側に も向こう側にも存在する『神との豊かな関係』に基づくもの。(「神への信頼」「神との共通体験」「神への愛」など) ③自己満足ではなく、周囲にも良い香りを放つ。[14-16節] ・「神が与える最善」の本質は、イベントそのものにあるのではなく、その目的にある。(状況が変わることではなく、 神との交わりを通して、私たち自身が変えられること。) キリストが私たちに与える豊かさは、私たちを喜びで満たす だけで終わってしまうことなく、私たちの周囲へと広がっていく。 ★あなたの心は、神がその最善をもってアプローチなさるために、開かれていますか?     Outline of the sermon  “How different is ‘God’s best’ from ‘Man’s best’?”  (10/06/2012) [John 11:7-16]  ◆ How different is 「God’s best」 from 「Man’s best」? ① Obstacles to “God’s best” Read more…

2012年6月3日 祈りがすぐに答えられない時

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「祈りがすぐに答えられない時」     (03/06/2012) [ヨハネ11:1-6]  ◆私たちには「信じて祈っているのに、なかなか答えられない」と感じる時がある。 一体何が起こっているのか?   ①その祈りは、確かに神に届いている。[3-4節]   ②すぐに答えないのは、愛しているから。[5-6節] (「後回し」にしているのではなく、特別な計画がある。)   ③私たちに『死』を通らせるため。[4節]     *上記の②③を通して、私たちは「希望を持ち続けること」と「あきらめること」の両方を学ばなければ ならない。すなわち「神は必ず、最高・最善のことをなさる」 という希望を持ちつつ、「それは必ずしも 私たちの願っているのと同じわけではない」 と知ること。       ・「祈りが願った通りにかなえられることを通して、神を知る」のと「自分の期待したようには祈りが答えられ ないことを通して、神を知る」のとでは、深さが違う。   ④答えは「神の栄光のため」に準備されている。[4節]       ・『神の栄光』とは、何もセンセーショナルなイベント(一過性)ではない。私たち1人1人の人生の中に 「神への生涯かけての献身」を起こさせること。       ・[2節]にあるように、この『死』を経験することを通して、マリヤはとても大切なレッスン(「イエスこそ、すべての すべてであること」)を学び、後にその献身を行動に表している。 ★あなたは神を、単に「お祈りをかなえてくださる方」としてだけ知っていますか? それとも「自分の人生すべてをささげるにふさわしい方」としても知っていますか?   Outline of the sermon    “When the answer for prayer is delayed.”   (03/06/2012) [John 11:1-6]  ◆ What is happening when the answer for prayer is delayed? Read more…

2012年5月27日 『神への冒とく』とは何か?

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「『神への冒とく』とは何か?」     (27/05/2012) [ヨハネ10:31-42]   *ユダヤ人たちの態度や言動を見ると、どうやら彼らは「イエスは自分を神としている」と理解していた。[33節]    では、彼らは何故そんなイエスを殺そうとしていたのか? ➝ 『冒とく』のため[31-33節] 根拠は[レビ記24:16] ◆「神への冒とく」 とは?   ①神を神として認めないこと。   ②神のご性質(神性)を侮ること。        まさに、神を知る前の私たちそのまま!   ③神のみこころを軽んじること。    ・イエスは「『自分が行っているわざ』が、神が自分と共におられることの証拠だ」とおっしゃった。[37-38節] しかし、パリサイ人たちはそれらのわざを「悪霊によるもの」だと言った。[マタイ9:34] これぞ「神への冒とく」! ◆もう1つの冒とく    ・イエスのみわざはどれを取っても人間わざではない。(言ってみれば「神から」でなければ「悪魔から」) ということは、 このお方を目前にして「どっちつかずの態度」を示していることこそ、「神に対する冒とく」である。    ・神の御姿であられた方が、人となって地上に来られ、ご自分のいのちと引き換えに、私たちを『神の子供』と してくださった。このイエスの「恵みとまこと」に対して、私たちは一体何をグズグズしているのか!         ◎「迫害下の韓国の教会で起こった、ある少女に関する物語」 ★この少女に負けない愛をもって、イエスと共に歩みたいと思いませんか?     Outline of the sermon          “What is ‘Blasphemy’?”         (27/05/2012) [John 10:31-42]   *According to the attitude of Jews toward Jesus, they understood that Jesus was claiming himself Read more…

2012年5月20日 「イエスに属する羊」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「イエスに属する羊」     (20/05/2012) [ヨハネ10:22-30]  ◆[24~25節]    ・「キリスト(ギリシャ語語源)」=「油注がれた者」。ヘブル語では「メシア」。具体的には、祭司,預言者,王。   ①祭司: いけにえを献げることによって、民のために、神にとりなしをする者。➝ (ヘブル人への手紙参照)   ②預言者: 神のみこころ(みことば)を受け取り、人々へ取り次ぐ者。   ③王: 敵を打ち破り、民のためにその国を建て上げる者。    ・イエスは、これら3つを完璧に満たしていた。しかしユダヤ人たちは「私たちのキリストは、このローマの圧政から 私たちを解放してくれる王にちがいない」という『先入観』を持っていたので、彼をキリストとは認めなかった。    ・自分たちの願いに固執していると、神が与えようとしておられる「遙かに優れたもの」を取り逃がしてしまう。 ◆[26節]    ・「イエスの羊に属している者」と「属していない者」の違いは何か?     A:「自分の願いの実現のために、神を利用しようとしている」 か、または、     B:「神の願いの実現のために、自分を用いようとしている」 か。    ・このAからBへの「心の態度の転換」を、聖書は『悔い改め』と呼んでいる。      悔い改めて「イエスに属する羊」とされた者の受ける祝福 = [27~28節] ★あなたは「イエスに属する羊」になりたいですか?       Outline of the sermon       “The sheep belong to Jesus.”      (06/05/2012) [John 10:22-30]  ◆[Verses 24-25]    ・「Christ(Greek origin)」=「Anointed One」.  「Messiah」 in Read more…

2012年5月13日 「聖三角関係に生きる」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「聖三角関係に生きる」     (13/05/2012) [ヨハネ10:14-21]  ①「御父」と「イエス」と「私たち」の    御父        ②「イエス」と「私たち」と「隣人」の  イエス 三角関係                               三角関係                                                   イエス  私たち                                                                    私たち  隣人         ①イエスは、御父との愛の関係の故に私たちを愛し、御父との信頼関係の故に私たちのためにいのちをも捨てた。   ・御父はイエスの従順を信じて疑わず、イエスは御父が自分を復活させることを信じて疑わなかった。   [17-18節] ➝ イエスは、この「ご自分と御父との関係」を、私たちとの関係においても期待しておられる。すなわち… ②私たちが、イエスとの愛の関係の故に隣人を愛し、イエスとの信頼関係の故に隣人のためにいのちをも捨てる。 ・イエスの与えた戒め[ヨハネ15:12]は、私たちが「イエスとの愛の関係」の中で養われながら全うすべきもの。  ・私たちは、イエスへの信頼の故に「復活の希望」があり、「イエスの権威」をこの地上で用いる特権がある。 ◆イエスがこの地上を歩まれた時、彼の心を占めていたことは、次の2つ。 1 この地上で、御父に対する愛を、いかに表現するか?       これが「御父への従順」という形で 2 自分と御父との関係を、人々にどう分かってもらおうか?       現れた。[ヨハネ4:34, 10:37-38]  ・『神への従順』とは、堅苦しいものではなく、「神を喜ばせたい」という愛情の表れ。私たちの持つべき心の態度も同様。 1 この地上で、イエスに対する愛を、いかに表現するか?          唯一の道は「主イエスへの従順」 2 自分とイエスとの関係を、どうやって人々に分かってもらうか?        (みことばを学び、実行する)    ・これがイエスを喜ばせ、また人々の興味をイエスへと向ける。[ヨハネ14:21] ★あなたは「イエスとの関係」を深めたいですか? 人々があなたを通してイエスと出会うのを見たいですか?     Outline of the sermon     “Live in “The holy love triangle”.”     (13/05/2012) [John 10:14-21]  ①The holy love triangle of         Father        ②The Read more…

2012年5月6日 牧者の声を聞き分ける

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「牧者の声を聞き分ける」     (06/05/2012) [ヨハネ10:1-13]  *聖書において注目すべきなのは『教え』よりむしろ『イエス・キリスト』である。この箇所には「わたしはOOです」という表現が2回出てくる。 ◆[1~2節]    ・このたとえ話の主な登場キャラクター: 牧者(イエス),盗人(サタン),羊(私たち)    ・羊は「目が悪くて迷いやすい」「頑固だが、身を守る武器を持っていない」など、私たちとの共通点がある。    ・羊(私たち)にアプローチしてくるのは、牧者だけでなく、盗人も。では私たちはどう対処すれば良いのだろう? ◆[3~5節] ◎重要ポイント = 「声を聞き分ける」ということ。    ・「どんなことばか?」ではなく、「誰のことばか?」  〈『悪魔の福音』のたとえ話〉 ◆[10~11節]    ・盗人の目的は、牧者から羊(私たち)を奪うこと。そのためには手段を選ばない。(地上での人生を富ませさえする)    ・牧者の目的は、羊(私たち)に最も良いものを与えること。そのためにはいのちをも捨てる。      (これが『愛』。真の愛は、相手の最善のために犠牲を払う)    ・ここで語られる「いのち」とは、生物学的ないのちではなく、イエスを通して与えられる「神のいのち」。 ◆この『良い牧者(イエス)』の声を聞き分けるためのヒント = 決して難しくはない!    ①羊として生きる。(「自分は足りない者である」と自覚して生きる)[マタイ23:12]    ②「イエスこそ良い牧者である」と信じる。[11節]    ③牧者の声は後から来る。[8節] ★大切なのは「どんなことばか?」ではなく「誰のことばか?」 聖書のことばで心を整え、しっかりと聞き分けよう!   Outline of the sermon  “To distinguish the voice of “Good Shepherd”.”  (06/05/2012) [John 10:1-13]  *It is more important to learn about Read more…

2012年4月29日 神からの語りかけを聞き取るために

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「神からの語りかけを聞き取るために」     (29/04/2012) [ヨハネ9:35-41]  *私たちは「目に見えるもの」に頼りすぎてしまうと、大切なものを受け取り損ねてしまうことがある。   この盲人でさえ、見えるようになったことで、イエスを見誤りそうになっている。[35-35節] ◆イエスは言われた。[39節]    ・目の見えない人は『自分に見えてない世界』があることを知っている。「自分には足りない部分がある」と 知っていることは幸い。[マタイ5:3] 彼らは、外部からのアプローチを受け取る準備ができている。 ◆神は私たちにどのようにアプローチされるのか? 「神の声を聞く」とは、具体的にどういうことか?    ・同じ場所にいても、神が語られるのを「聞き取る人」と「聞き取らない人」がいる。[使徒22:6-9]    ・『肉の耳』ではなく、『霊的な耳』で聞き取る。 携帯電話同様、スイッチが入っていないと受信できない。 ◆「神からの語りかけ」を受け取るための、3つのステップ    ①「自分には『更に偉大な人生』が用意されている」と信じる。    ②「その『更に偉大な人生』は、創造主である神から来る」と信じる。[Ⅰコリント2:9]    ③「神のことば」で心を整える。(「少年サムエル」「パウロの回心」「アブラハム」の例) 1 神は『従う者』にことばをかけられる。  2 神は「見つけ出してくださる方」。[35節] ★心を整え、神の御声を聞き分け、それに従う者になりましょう。     Outline of the sermon     “How can we catch God’s whisper?”    (29/04/2012) [John 9:35-41]  *We tend to seek what we can see, so that we sometimes Read more…

2012年4月22日 正しい判断基準

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ          「正しい判断基準」        (22/04/2012) [ヨハネ9:24-34]  *この論争の原因は何か? 何が両者(ユダヤ人たちと、癒された盲人)を隔てているのか? ◆ユダヤ人たちは、この盲人が見えるようになったのが「神のわざ」であることは認めているが、「神がイエスをお用 いになった」ことを認めようとしない。[24節] 何故?➝ 彼ら自身の信念(染みついた考え方)と食い違っているから。 ◆一方、この見えるようになった盲人は、イエスに関して何の予備知識(偏見)もなかったので、『ただ1つのこと』を 拠り所としていた。それは、彼自身が体験した事実。[25節] これこそ「幼子のような信仰」 「あなたなら、どちらの態度を選びますか?」 ◆「ミッシング・リンク」(人と類人猿との中間型)について。= 「進化論者たちの持つ『先入観』の恐ろしさ」     *聖書ははっきりと「神が『種類に従って』創造された」と教えている。 ◆誰でも『信念(先入観)』を持っている。それらが必ずしも悪いものとは限らない。しかしそれらが「神との新たな出会 いを体験するチャンス」を邪魔する原因ともなり得るので気を付けよう。  (しぶけんの証し [ピリピ2:6-7])   *私たちは、判断基準を『自分(変わりやすいもの)』の中に捜さないで、『真実(不動のもの)』の中に求めるべき。 ◆私たちが拠り所とする『真理』とは? = 神のことばである『聖書』 [Ⅰペテロ1:24-25] [ヤコブ1:21]  ★心の中の『雑草』(神に近づくのを妨げる自分勝手な理屈や信念)を取り除いて、「幼子のように」神の ことばを素直に受け入れ、それに従って生きよう。それがあなたを、神との新たな出会いへと導いてくれる。       Outline of the sermon     “The right measure to make decisions.”    (22/04/2012) [John 9:24-34]  *Where did this debate start? What is the wall Read more…

2012年4月15日 神の国の喜びを奪われないで!

説教あらすじ     「神の国の喜びを奪われないで!」    (15/04/2012) [ヨハネ9:13-23]  *この「見えるようになった盲人」の喜びを、周囲の人々はなぜ共有できなかったのか? 「神の国の喜びを奪うもの」を探ってみよう。 ①誤った先入観 [14-16節]   ・パリサイ人たちは「安息日には一切働いてはいけない(たとえ人助けでも)」と信じていた。それ故、この癒しのわ ざをも「あるべきでない出来事」と否定し「イエスの与える喜び」を共有するチャンスを失ってしまった。   ・私たちも「神のみわざは、このようでなければならない」という勝手な先入観を持っていると、その祝福を受け 損ねてしまう。持つべきものは『先入観』ではなく「ささいなことの中に神の御手を見つける姿勢」である。 ②センセーショナルな「神のわざ」へのこだわり [16節]   ・「神の奇跡的なみわざ」はもちろん素晴らしい。しかし更に素晴らしいことは「神はちっぽけな私たち1人1人 に目を留めておられる」という事実である。神にとってはいつでも『イベント』よりも『人』が重要なのだ。   ・『わざ』にばかり捕らわれていると、試練がやってきた時にその信仰はすぐにしぼんでしまう。神が私たちに 望んでおられるのは「信じられる要素が見つけられない時でも信じる」という姿勢なのである。[ローマ5:3-5] ③人の目に対する恐れ [22節]   ・人がキリストとの決定的な出会いを体験すると、必然的に変えられる。他の人と違った人生を歩むことを恐 れて、喜びを奪われないように気を付けよう![箴言29:25] ◆「幼子のように」 [マルコ10:13-15]    ・上記のようなワナにはまらない秘訣は『幼子のような信仰』。「神の国」とは、何も「死んだ後に行く場所」ではなく、「地上にあっても神の支配の中に生きること」。この中で生きる時「神の国の喜び」は奪われることはない。[ローマ14:17]     Outline of the sermon     “Do not be stolen the joy of the Lord!”    (15/04/2012) [John 9:13-23]  *Why people around this blind man could not join his Read more…

2012年4月1日 神のわざが現れるため

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「神のわざが現れるため」       (01/04/2012) [ヨハネ9:1-12]  *今日はここから「私たちの人生を通して神のわざが現されるための3つの秘訣」を学ぶ。 ①出来事の『原因』ではなく『目的』に注目する。[2-3節]   ・「どうしてこんなことが起こったのか?」 ➝ 「このことを通して、神は何をなさろうとしているのか?」 ②神は私たちに「信仰を働かせる機会」を与えておられる。[6-7節]   ・イエスはその場で癒すこともできたはず。しかし敢えて「シロアムの池」まで行かせた。     [ヤコブ2:14-17] 「信じているだけ」だったら、悪魔だって信じてる! ③自分の人生に起こった変化を、イエスに関連づけて証する。[8-11節]   ・この盲人は、イエスのみわざを体験した後、別人のように変えられた。彼はその理由を(自分の努力や運のせい ではなく) きっぱりと「イエスと出会ったから」と証した。   ・どっちつかずでウロウロするのでなく、「イエスこそ私の人生の主」として生きる時、その人の人生を通して、神のわざが現される。 ◆もう1度 [3節]     ・人生は『因果応報』ではない。もし私たちが自分からその人生をイエスに明け渡すなら、恵みと慈愛に満ちた神のわざ が、間違いなく私たちの人生に起こるようになる。 ★私たちの天の父は、良いお父さんです!       Outline of the sermon      “To see the work of God displayed.”     (01/04/2012) [John 9:1-12]  *Today we are going to learn “3 factors to see Read more…