2024714 「与えるために、受けている」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「与えるために、受けている」    (14/07/2024) *今日の聖書箇所の背景は、旧約聖書の預言者エリシャの時代に、イスラエル王国が強国アラムに包囲されていた上に、大飢饉に見舞われた状況で起こった出来事。 [列王記 第2.7章3~15節] ◆何が起こったのか?  ・『ツァラアト』は強い伝染性のある皮膚病で、これに冒された者たちは家族からも引き離され、社会から隔離されて生活しなければならなかった。そのためこの4人は「どうせこのまま寂しく死んで行くくらいなら…」と、やぶれかぶれな思いで敵地に乗り込んで行った。  ・そしてそこで彼らが見たものは、敵の奇襲を受けたと勘違いして、所有物すべてを置き去りにして逃げて行ったアラム軍の陣営。今まですべてを失っていたツァラアト患者たちは、取りたい放題の大フィーバー!  ・ここから私たちは『福音宣教』という視点でいくつかの大切な事を学ぶことができる。 ◆今の私たちとどう関わりがあるのか?  ①受けるに値しなかった自分が、あふれるほどに受けた祝福を、まずたっぷり味わう。[8節]  ②その『あふれる祝福』は、独り占めするためではなく、「分かち合う使命がある」ということに気付く。[9節]  ③すぐには信じない相手にめげず、「信じて損はない!」と勧め続ける。[12~13節]  ・「福音を知らずに滅びに向かっている人々」のための『主イエスの招き』(マタイ9:35-38)に、共に応えて行こう! ◎更に深い学びのために  ①4人のツァラアト患者たちは、アラムの陣営でどんなことを体験しましたか?  ②彼らはどうして、「われわれのしていることは正しくない。(9節)」と思ったのでしょう?  ③「たましいの収穫」は、どこにありますか? またあなたは、それをどのように体験できるでしょう? Outline of the sermon  “Receive to give”  (14/07/2024) *In this story, city of Samaria was closed in by the Arameans.  And also hit by severe famine. [ⅡKings 7:3~15] ◆What is happening Read more…

2024年6月30日 「イエスに遣わされる」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ   「イエスに遣わされる」   (30/06/2024) [ヨハネの福音書 20章21~23節] ◆イエスが私たちを遣わしておられる3つの理由  ・イエスは「父がわたしを遣わされたように、わたしもあなたがたを遣わす」とおっしゃった。では御父は、イエスを何のために地上に遣わされたのか?次の3つの理由が考えられる。  ①神がどのような方なのかを知らせるため  ②人が本来どのように生きるべきかを示すため  ③神と人との関係を回復させるため   それ故、イエスが現在私たちをこの地上に遣わしておられるのは、下記の理由だと言える。  ①御子イエスがどのような方かを知らせるため  ②人が本来どのように生きる者として造られたかを示すため ③主イエスと共に「十字架につけられること」によって、人々を神との和解へと導くため ◆聖霊によってイエスのわざを行う  ・上記の3つはどれも『人間わざ』ではない。しかも驚くべきことにイエスは私たちに「地上において罪を赦す権威」さえもお与えになった。「そんな無茶な!」と思うかもしれないが、実際「人を救いに導くこと」を含め、『神のみわざ』を行うことは、どれ1つ取っても「人間わざではない」のである。それ故神は、これらのことを私たちの人生を通して成就するために、信じる者1人1人に『聖霊』をお与えになった。  ・イエスは地上で御父のみわざを行う時に「わたしは自分では何1つできない。これらは父がわたしを通してなさっておられるのだ」とおっしゃった。私たちも自分自身を主イエスに明け渡す時、聖霊が私たちを通して働かれる。 ◎更に深い学びのために  ①「主イエスが現在私たちを地上に遣わしておられる3つの理由」は何ですか?  ②私たちはどのようにして、これら『3つの理由』を達成して行くことができるのでしょう?  ③[ルカの福音書9章23~24節]を読みながら、『明け渡し』ということについてじっくりと思い巡らしてみましょう。 Outline of the sermon  “Sent by Jesus”  (30/06/2024) [John 20:21~23] ◆3 reasons why Jesus is sending us.  ・Jesus is sending us just as he was sent by the Father.  Here Read more…

2024年6月23日 「ゆっくり生きよう!」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ   「ゆっくり生きよう!」   (23/06/2024) [マタイの福音書 25章37~40節] ◆「本当に大切なもの」とは?  ・現代は「効率性重視・情報過多」の時代。「より多くのことをいち早く知り、より良いものを、より早く、より安く手に入れること」が重要。しかし、本当にこれらのことが『重要』なのか?聖書はどう言っているのか?[伝道者12:13,Ⅰコリント13:13]  ・先週『神のみこころ』ということについて学んだが、神はご自身のみこころを、どのような態度で待っている人に分かち合いたいと思うだろうか?[詩篇37:7] ◆時間の正しい使い方  ・「愛すること」には時間がかかるし、ムダも多い。例えば『子育て』に関して言えば、お金や物を与えておく方が「早くて楽で簡単」だが、肝心の『愛』を伝えるためには「共にじっくり時間を過ごすこと」が要求される。  ・ある人たちは、「自分は『神様のため』にいろいろと活動して時間を使っている」と言う。しかし神は、あなたが考えているほどに「何かをして欲しい」とは思っていない。初めに読んだマタイの福音書に登場する「王に語りかけられた人々」には、「周囲の人たちの必要に気を配るための『時間と心の余裕』」があったのだ。  ・賜物や才能は人によって差があるかもしれないが、神は『時間』だけは全ての人に等しく与えておられる。この『時間』を「主にあって正しく使っているかどうか」に、神は大きな関心を払っておられるのではないだろうか? ◎更に深い学びのために  ①「世の人々が重要視していること」と、「聖書が重要だと教えていること」とは、どのように違うでしょう?  ②「神のみこころを行うこと」と、『時間の使い方』とには、どのような関わりがあると思いますか?  ③自分に与えられている『時間』を、「主にあって正しく使う」ために、どのような点を変えて行くべきですか? Outline of the sermon  “Slow down!”  (23/06/2024) [Matthew 25:37~40] ◆What is really important?  ・Now we live in “efficiency-seeking, information-oriented” society.  It requires, “to know as quick as, as good   as, as much as and Read more…

2024年6月16日 「『神のみこころ』に生きる」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ     「『神のみこころ』に生きる」     (16/06/2024) [へブル人への手紙 13章20~25節](20~21節が中心) *『神のみこころ』には2つの側面(①「私たちに対して」成し遂げたい『みこころ』 ②「私たちを通して」成し遂げたい『みこころ』)がある。 ◆個人のための「神のみこころ」  ・神は地上でご自身の『みこころ』を成就なさるために、私たち人間をお用いになる。そのため神は私たち1人1人を「あらゆる良いものをもって」整えてくださる。[Ⅱテモテ3:16-17] これがいわば「私たちに対する神のみこころ」。  ・私たちが「神こそ自分の最高の活かし方を知っておられるお方」と信じて人生を委ねる時、神はご自身のみことばと霊とによって私たち1人1人をユニークな方法で導いて、それぞれを「自己最高の(キリストに似た)姿」へと造り変え、ご自分の目的を成し遂げようとされる。[ピリピ2:13] ◆共同体に対する「神のみこころ」  ・私たちが神の前に『個人』として整えられたなら、それは神が私たちを『共同体(キリストのからだ)』として、更に大いなることのために用いようとしておられる時である。  ・神が私たち1人1人をユニークにお造りになったのは「お互いを必要とし合う」ため。神は1人1人にユニークなご計画を持っておられると共に、私たちが互いに補い合って働かなければなし得ないご計画を持っておられる。  ・神がJCFのために用意しておられるご計画を知るためには、まず私たちがキリストにとどまり、それぞれが御霊に導かれて歩む必要がある。その偉大なご計画の成就を見るために、今週も心を1つにして神を求めて歩もう! ◎更に深い学びのために  ①私たちのための『神のみこころ』には、どんな2つの側面がありますか? その2つはどのように違いますか?  ②神は「どのような人」を、ご自身のご計画のために用いることができますか? また、それはどうしてでしょう?  ③「JCFのための『神のみこころ』」を知り、その成就を体験するために、私たちに「今できること」は、何でしょう? Outline of the sermon     ‘To live in “God’s Will”.’     (16/06/2024) [Hebrews 13:20~25] *There are 2 aspects for “God’s Will”.  ①God’s will for “each one of us”. ②God’s will for “us Read more…

2024年6月9日 「『指導者』を覚える」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ   「『指導者』を覚える」   (09/06/2024) [へブル人への手紙 13章17~19節] ◆指導者に従う(17節)  ・この『指導者』というのは、「霊的なリーダー」のこと。牧師、役員、他のミニストリー・リーダー、グループ・リーダーたち。これらの人々が「主の牧場に住む羊の群れ」のために喜びと生きがいをもって仕えているなら、そのキリストにある群れは『健康』であると言える。そして「生ける神の共同体」である『教会』は、健康ならば必ず成長する。  ・『指導者(特に「牧師」)』にとっての「喜び」とは何であろうか?それは、群れに属する1人1人が「キリストにあって『自己最高』を生きること」。また、そのために互いが助け合い支え合うこと。私たちは「互いに結び合わされ、キリストの身丈にまで成長するため」に召し出された。 ◆指導者のために祈る(18節)  ・指導者たちが必要としている祈りとは、「いつも神との親密な関係を保ち、神の望むところに従って群れ(1人1人)を導くことができるように。(正しい『模範』によって)  ・悪魔が教会を攻撃するための最も効果的な標的は、いつも「リーダーたち」。だからこそ、リーダーたちは特に「祈りによる防壁」を必要としている。  ・リーダーたちは常に次のことを意識しておくべきである。「Before God for people, before people for God」。   リーダーたちがいつもこの心構えを保っていられるように、日々祈りに覚えてください! ◎更に深い学びのために  ①あなたの周りにはどのような『霊的指導者たち』がいますか? 具体的に名前を挙げてみましょう。  ②それらの人々を心から尊敬できますか? もしできないとすれば、何が問題なのだと思いますか?  ③それらの指導者たちが、更に優れた指導を喜んで継続していくために、どのように祈ることができるでしょう? Outline of the sermon   “Remember your ‘Leaders’.”   (09/06/2024) [Hebrews 13:17~19] ◆Obey your leaders.(Verse17)  ・In this context, “leaders” means those who are taking leadership for our Read more…

2024年6月2日 「『寄留者』として」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「『寄留者』として」    (02/06/2024) [へブル人への手紙 13章10~16節] ◆地上での時は短い(13~14節)  ・当時、ローマ帝国の支配下にあってもユダヤ教は保護されており、旧約聖書の時代と同じように神殿において『動物のいけにえ』が献げられていた。クリスチャンになったユダヤ人たちもそれを強制されていたが、「主イエスが既に『全ての罪のためのいけにえ』となってくださった」という信仰に立って、彼らはその要求を拒んだ。  ・ユダヤ人たちにとって『宿営』というのは、出エジプト時代のいわゆる『コンフォート・ゾーン』を意味した。現代の私たちにとって言うなら、「この世と調子を合わせた暮らし」、もしくは「教会の中だけで『クリスチャンらしく』すること」。それ故「宿営の外へ出る」とは、地上での短い期間を取り繕う生き方ではなく、『永遠の天の都』を見上げつつ、たとえ苦難に直面することになろうとも、『贖われた者』として大胆に生きること。 ◆動物よりも優れたいけにえ(15~16節)  ・私たちには『動物のいけにえ』ではない、別の『いけにえ』がある。それは、①賛美のいけにえ また ②善行のいけにえ。『いけにえ』は『犠牲』なのだから、決して「喜ばしいもの」ではない。周囲に理解されない時もあり、内面的戦いを強いられることもある。そんな中で賛美をし、人々に施すという『信仰の姿勢』を、神は喜ばれる。  ・私たちは、地上では『寄留者』。『寄留者』は旅先でお金を貯めたり、名声を求めたりはしない。この週も、やがて辿り着く『故郷』を想いながら、行く先々で「自分ができる最善」に全力を尽くしつつ進んで行こう! ◎更に深い学びのために  ①この手紙が書かれた時代のクリスチャンたちが直面していた「戦い」は、どのようなものでしたか?  ②手紙の著者が勧めている『いけにえ』はどのようなものですか? 自分の日常生活にあてはめてみましょう。  ③あなたにとって、「宿営の外へ出る」ということは、どのような行動を起こすことだと思いますか? Outline of the sermon   “Live as ‘Pilgrims’.”   (02/06/2024) [Hebrews 13:10~16] ◆Our time is short on the earth.(Verses 13~14)  ・Under colonization of Rome, Jews were still doing “animal sacrifice” at their temple.  Yet Jewish Read more…

2024年5月26日 「『教え』と『生き様』」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「恵みによって心を強める」    (26/05/2024) [へブル人への手紙 13章7~9節] ◆『教え』 vs 『生き様』  ・「子供は親の『言う事』はやらないが、『やる事』は真似する」と言われる。言うまでもなく『教え』よりも『生き様』に力がある。ここでも「『指導者たち』の生き方から生まれたもの」をよく見て倣うように、と言われている。  ・主イエスは人々に多くの『教え』を遺されたが、彼の最も貴重な遺産は、3年半の間「弟子たちと寝食を共にした」こと。それだけの時間を共有した弟子たちは「イエスは『神の子』キリストである」と告白してはばからなかった。  ・子供を持つ親たちは「子供を教えること」以上に、まず自分自身が「キリストにあって輝いて生きる事」を心掛けて欲しい。またJCF全体としても、『霊的な親たち』は「信仰の後輩たち」に対し、輝きを放って行きましょう。 ◆恵みによって強くされる  ・主イエスが私たちのために、その「生き方によって生み出したもの」は、『恵みによる救い』。では「恵みによって強くされる」とはどういうことだろう?ある人は「『恵み』にばかり頼っていたら、むしろ心が弱くなってしまうのでは?」と思うかもしれない。しかしそれは「キリストにある恵み」の『真意』を見逃している。  ・神はまず、私たちに『律法』をお与えになった。それによって私たちは「律法によっては救われ得ない」という自分の『弱さ』を痛感させられた。このようにして神は私たちの『プライド』を壊し、『恵み』に頼るようにされた。『恵みの真価』は、「自分は『キリストにある恵み』なしには、神のみこころを行うことができない」と認めるところにある。 ◎更に深い学びのために  ①「教える事」によって伝えられるものと、『生き様』によって伝えられるものとは、どのような違いがありますか?  ②『プライド』は、私たちが「神との親密な関係」を築くために、どのような影響を与えますか?  ③「『キリストにある恵み』によって強くされる」とは、どのようなことなのか、祈りつつ深く考えてみましょう。 Outline of the sermon  “Be strengthened by grace.”  (26/05/2024) [Hebrews 13:7~9] ◆“Teaching” vs “Role modelling”.  ・Our children don’t do what we teach but they do what we do.  It seems “role modelling” works Read more…

2024年5月19日 「コミットメント」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ   「コミットメント」   (19/05/2024) [へブル人への手紙 13章1~6節] ◆私たちを動かすもの(1~2節)  ・『兄弟愛』について教えている箇所は新約聖書中に多くあるが、[Ⅰヨハネ3:16]はその真髄を語っている。『兄弟愛』に限らず、私たちの信仰生活そのものが「キリストを通して現された『神の愛』を知り、それに応答する」こと。  ・当時のキリスト者にとって「旅人をもてなすこと」には特別な意味があった。何故なら、多くの弟子たちが宣教その他の理由でローマ国内を頻繁に旅していたが、当時の異教世界での『宿』というのは大抵「売春宿」のようなものであった。そのため弟子たちにとって「主にある兄弟の家」に宿泊することは、多くの面で大きな助けとなった。 ◆私たちの保証(4~5節)  ・使徒パウロは『夫婦関係』を「キリストと教会の関係」に例えた。この関係を1語で表現するなら『コミットメント』。主イエスは私たちのために、そのいのちを差し出された。私たちはこのキリストの「唯一無二の愛」に全身全霊をもって応える。それを地上で具体的に現すものが『結婚関係』である。そこには『姦淫』が入り込む隙はない!  ・そしてこのキリストは「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない」と約束された。あなたはキリストの私たちに対するこの『コミットメント』と、当てにならない『金銭』とのどちらに信頼を置くのだろうか?  ・「夫婦関係の危機」や「経済的な困難」など、様々な『試練』によって信仰は試される。そしてこれらの『試練』が私たちをキリストに近づけるか遠ざけるかは「試練の性質」によるのではなく、「信仰の性質」によるのである。 ◎更に深い学びのために  ①新約聖書が教えている『兄弟愛』とは、どのようなものですか? それは何に動機付けられていますか?  ②夫婦関係において『姦淫』はどんなことを意味していますか? それは「この世の価値観」と、どう違いますか?  ③今日の聖書箇所から『コミットメント』についてそれぞれが教えられたことを、自由に分かち合いましょう。 Outline of the sermon     “Commitment.”     (19/05/2024) [Hebrews 13:1~6] ◆What drives our lives?(Verses 1~2)  ・New Testament often talks about “Brotherly love”.  Especially Apostol John gives deep insight of it. [ⅠJohn    3:16]  Not only “brotherly Read more…

2024年5月12日 「母の日メッセージ」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ   「母の日メッセージ」   (12/05/2024) *聖書の登場人物で『母親』と言えば?― マリア、サラ、ナオミ、ハンナ、バテシェバ、イゼベル… ◆ハンナの物語(Ⅰサムエル記1章)  ・[1~8節]ハンナは夫から愛されてはいたが、「自分には息子がいない(胎が閉じられている)」ということをひどく気に病んでいた。そして彼女は1人宮に上り、祈った。[9~18節] 心を注ぎ出して祈り終え、祭司から祝福の言葉をもらったハンナは「もはや以前のようではなかった」。まだ『祈りの答え』そのものはもらっていなかったが、「自分の祈りは神に届いた」という確信が、彼女の心を癒した。このレベルまで「祈り込む」ことが大きな力となる。  ・結果ハンナは身ごもり、男の子(サムエル)を産む。子供が乳離れすると、彼女は請願通り主に献げ、サムエルはやがて偉大な預言者となる。神様は1人の母親の祈りを通して、ご自分の民に大きな祝福をもたらした。 ◆モニカ(聖アウグスティヌスの母)の物語  ・モニカは敬虔なキリスト者だったが、夫の暴力や浮気、また息子アウグスティヌスの放蕩に悩まされた。しかし彼女は夫と息子の救いのために祈り続け、やがて夫は亡くなる1年前に回心。息子アウグスティヌスも、彼女の20  年来の祈りの末に劇的な回心を遂げ、やがてキリスト教界の歴史に大きな影響を及ぼす人物として用いられる。  ・これらのことを通して分かるのは、①母親の『子供に対する思い』の強さ ②母親の真摯な信仰を、神は決して軽んじない ということ。『母親たち』は、このことを肝に銘じ、霊に燃えて主に仕え、たゆまず家族のために祈り続け  よう。また『信仰が与えられている子供たち』は、自分のために積まれていた『母親の祈り』を深く感謝しよう! ◎更に深い学びのために  ①ハンナ、またモニカに見られる「際立った点」は、どんなことですか? 何が彼らを突き動かしていたのでしょう?  ②神は何故、ハンナ、またモニカの『desperateな祈り』に答えてくださったのだと思いますか?  ③「神を恐れる母親たち」に与えられている『特権と責任』には、どんなものがあるでしょうか? Outline of the sermon   “For ‘Mother’s Day’.”   (12/05/2024) *Which “Mother” can you think of in the Bible?― Mary, Sarah, Naomi, Hannah, Bathsheba, Jezebel… ◆Hannah’s story.(ⅠSamuel chapter1)  ・[Verses1~8] Hannah was troubled Read more…