2024年10月27日 「キリストにある聖徒」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「キリストにある者」    (27/10/2024) [ピリピ人への手紙1章1~2節] ◆「キリストにある者」の特徴 (1節)  ・キリスト・イエスにある「しもべ」=『奴隷』 ― 主人の「家」に住み、主人に「仕える」存在。  ・キリスト・イエスにある「聖徒」(何か特別に「きよい」とか「立派だ」という意味ではなく…) = 神の前に、キリストによって聖別された(特別な目的のために取り分けられた)存在。  ・では、どんな目的のため? ◆『恵み』と『平安』 (2節,これはパウロの手紙に共通している言葉)  ・『恵み』とは、「私たちから出たこと」ではなく、神が「キリストにあって」一方的に私たちを「ご自分のもの」とされたこと。神はもはや私たちに怒ってはおられない。神の怒りはすべて十字架の上でキリストにぶつけられた。[ローマ5:1]  ・この「恵みによる救い」が「神との平和」をもたらし、「神との平和」が私たちの「内なる平安」をもたらす。私たちは「キリストにあって」日々この『キリストにある平和』に憩い、そしてこの「神の和解のメッセージ」を人々に伝えるために『聖徒』とされている![Ⅱコリント5:17-21] 今日の要点 『キリストにある聖徒』とされている ◎更に深い学びのために  ①「キリストにある」とは、どういう意味だと思いますか?  ②2節の『恵み』と『平安』の間には、どんな関係がありますか?  ③「キリストにある聖徒」として、あなたはどんなことを心掛けて行きたいですか? Outline of the sermon  “The saints in Christ.”  (27/10/2024) [Philippians 1:1~2] ◆Those who are “in Christ”. (Verse 1)  ・“Servant” in Christ Jesus. = “Slave”. ― Someone who “lives Read more…

2024年9月8日 「福音を説く(7)」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「福音を説く(7)」    (08/09/2024) ◆「福音」の中心は、『イエス・キリスト』 [ローマ5:6-8]  ・福音の中心は、『イエス・キリスト』。イエスは私たちが彼に対して見向きもしていなかったのにもかかわらず私たちをずっと以前から知っており、その命と引き換えに私たちを『罪・死・さばき』から救おうとされた。また単に「身代わりに死んだ」というだけではなく、私たちの「神に対する無関心や反逆の汚名」をかぶり、「すべての罪から来る呪い(病や思い煩い)」をも、その身に引き受けてくださった。  ・前述のみことばのように、「身代わりに死のうとする人」はいるかもしれない。しかし人間の場合はそれで終わりであり、かえって残された側は死んでくれた人に対して、一生『負い目』を背負って生きて行くことになる。 ◆イエス・キリストは、今日も生きておられる!  ・しかしキリストは私たちのために「死なれた」だけでなく、「よみがえられた」!これは次の2つのことを意味する。   ①キリストは『死』に勝利された。これは「私たちの神に対する負債が完済された」という証しである。   ②この「命がけで愛してくださった方」が、今日も生きて私たち1人1人と共におられる!  ・これこそが、私たちが信じている『福音』である!それ故私たちが「福音を告げ知らせる」のは、この喜びや希望をまだ体験したことのない人々に対する、ごく自然で当たり前な『愛による分かち合い』なのである! 今日の要点 命をかけて私を愛された『イエス』が、今日も共におられる! ◎更に深い学びのために  ①「イエスの十字架」は、あなたにとって、どんな意味がありますか?  ②「イエスのよみがえり」は、あなたにとって、どんな意味がありますか?  ③今日からあなたは、誰に、どのようにして、この『神の国の福音』を伝えて行きますか? Outline of the sermon  “Preach the Gospel (7)”  (08/09/2024) ◆Centre of the gospel is “Jesus Christ”. [Romans 5:6-8]  ・Jesus knew us and died to save us from “sin, death and judgement” even before Read more…

2024年9月1日 「父たちへ」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「父たちへ」    (01/09/2024) *今日は『父の日』なので、「父としての『子育ての心構え』」について一緒に学びましょう。[エペソ6:4] ◆怒らせてはいけない  ・これは「子供を甘やかせ」ということではなく、「苛立たせるな」ということ。では何が子供を苛立たせるのか?  ・子供を苛立たせる大きな要因の1つは、親の態度の一貫性のなさ。「大人には大人の都合がある」は子供には通用しない。逆に「子供の情緒を安定させる秘訣」は、夫婦間の愛のある一致。父親は仕事に全てのエネルギーを吸い取られてはならない。「妻との対話の時間」「子供と過ごす時間」を死守しなければならない。 ◆主の教育と訓戒によって育てる  ・「子供のことは妻に任せてある」は大きな間違い!母親の方が子供と過ごす時間が多いのは止むを得ないかもしれないが、子供が「神を恐れ、神に従う成人」へと成長する責任は『父親』にある。だからこそ『家庭礼拝』などを 通して聖書や「神の人格」を教える。「『天の父』の人格」は、『肉の父親』との触れ合いを通してこそ伝わる。  ・不思議なことに、子供は母親と過ごす時間が多いのにもかかわらず、「お父さんは自分の事をどう思ってるのか」ということを気に掛ける。それ故父親は常に子供に気を配り、「時にかなった援助・励まし」を与えることが効果的。  ・「父親の子育て」に関しての最も大切なカギは、「自分自身が天の父の愛を十分に味わい、その愛の故に神に従う」という、父親自身の『日々の信仰の姿勢』にある。あなたの「父なる神との関係」が、そのまま「あなたと自分の子供との関係」に反映してくる。このことを決して忘れてはならない。 ◎更に深い学びのために  ①「子供を怒らせてはいけない」とは、具体的にどういうことでしょう?  ②子供を「神を恐れる成人」へと育てるために、父親と母親にはどのような役割分担がありますか?  ③定期的に『家庭礼拝』を行うために、どのような障害がありますか? それをどう乗り越えられるでしょう? Outline of the sermon   “Dear Fathers,”   (01/09/2024) *It’s “Father’s Day” today!  So let’s look at “fathers’ role” in the family![Ephesians 6:4] ◆Do not provoke your children to anger.  ・This obviously doesn’t mean, “Never upset your Read more…

2024年8月25日 「福音を説く(6)」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「福音を説く(6)」    (25/08/2024) *我々クリスチャンにとって「信じる」という感覚は既に身に付いているが、そうでない人々にとっては「信じる」とはどういったものなのかよく分からないというのが、実際のところ。今日は2つのポイントから『信仰』について説く。 ◆『信仰』とは「方向性」である [ヨハネ8:12]  ・『光』を体験するには、自分が光の方を向かなければならない。光に背を向けていたら「自分の影」を見ながら生きて行くことになる。また光と自分の間に何か遮るものを置いたら光を体験できないように、神との間に「勝手な  先入観」や「神よりも優先するもの」を置いていたら、神を正しく感知する(信じる)ことはできない。 ◆『信仰』とは「応答」である [ヤコブ2:19]  ・神は私たちを「ロボットのように操れる存在」としては造らず、「自由意志を持つ存在」として創造された。それ故、私たちはたとえ神を認識したとしても、拒むこともできる。悪魔や悪霊どもは「私たち以上に神をよく知っている」が、彼らは敢えて神に逆らい、私たちをも神に近づかせないように働いている。  ・神からの「聖書」「被造物」「イエス・キリスト」を通しての啓示に対し、へりくだって「あなたが主権者であり、私ではありません。あなたを私の人生の王であり主として歓迎します。どうぞ私の人生を導いてください。従います」という態度で応答するなら、神は更に私たちの心を引き寄せてくださる。これが『信仰』の正しい姿である。[ヤコブ4:8] 今日の要点 『信仰』は「方向性」であり、「応答」である。 ◎更に深い学びのために  ①『信仰』の2つの特徴は何ですか? 何故そう言えると思いますか?  ②『方向性』という観点で自分自身の信仰を顧みて、自分の信仰を自分なりに評価してみましょう。  ③今までの神様に対するあなたの応答はどうでしたか? 更に改善の余地があるならば、どのような点でしょう? Outline of the sermon  “Preach the Gospel (6)”  (25/08/2024) *We, Christians can understand what “faith” is like, whereas, others don’t really understand the concept of “faith”.  So today we are going to investigate what Read more…