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2024年11月24日 「パウロの祈り」
礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ 「パウロの祈り」 (24/11/2024) [ピリピ人への手紙1章9~11節] ◆神の栄光 (11節) ・パウロの祈りは、「あなたがたが祝福を受け、守られるように」ではなく「あなたがたを通して『神の栄光と誉れ』が現されるように」であった。パウロの思いの中にはいつも、「私たちの営みの全ては『神の栄光のため』である」という意識があった。そしてピリピの教会もこのパウロの思いを共有していたのである。私たちも同様でありたい。 ・全てのキリスト者が知っておくべき「2つのこと」がある。 ①私たちは生まれつきの自分のガンバリでは、決して「神を喜ばせること」も「神の栄光を現すこと」もできない。 ②キリストにある「永遠のいのち」とは、地上にあって「神の喜び」となり、神の栄光を現す『人生』そのものである。 ◆神の国の価値観 (9~11節) ・パウロは祈りの前半で「神の栄光が現される前提」のために祈っている。それは私たちが「大切なことを見分けられるようになる」こと、すなわち『正しい価値観(神の国の価値観)』を持つようになるということ。 ・「この世の価値観」と『神の国の価値観』では全く違う。私たちは自分自身を明け渡し、日々次のように祈るべき。 「主よ、今日も私自身をあなたに明け渡します。『この世の価値観』ではなく、『神の国の価値観』によって歩ませてください!」 今日の要点 『神の国の価値観』に生きるために、自分自身を明け渡す ◎更に深い学びのために ①パウロはピリピの教会のためにどんなことを祈りましたか? また、それはどうしてだと思いますか? ②私たち『キリスト者』は、この地上で「キリストにあって」生きるために、どんなことを知っておくべきですか? ③『神の国の価値観』には、どんなものがあるでしょう? また、それに沿って歩むために必要なことは何ですか? Outline of the sermon “Paul’s prayer for Philippians.” (24/11/2024) [Philippians 1:9~11] ◆Glory of God. (Verse 11) ・Paul prayed for Philippians not for their health or prosperity but for Read more…
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2024年11月10日 「教会の真の姿」
礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ 「教会の真の姿」 (10/11/2024) [ピリピ人への手紙1章7~8節] *インターネットも無い時代に、パウロはどうやってピリピの教会との『一体感』を保っていたのだろう? ◆『神の恵み』に共にあずかる (6節) ・『恵み』と聞くとつい「心地良いもの」ばかりをイメージするが、決してそうとは限らない。『恵み』とは「受けるに値しないのに与えられるもの」、すなわち『報い(報酬)』の反対語である。『報い』に「喜ばしいもの」と「そうでないもの」とがあるように、『恵み』にも「喜ばしくないもの」もある。 ・キリストの「身代わり」の故に、本来私たちが受けるべきであった『報い』をキリストが引き受け、代わりに私たちは「本来キリストが受け継ぐべきであった『神の恵み』(仮にそれが『迫害』だとしても)」を受ける。[ピリピ1:29] ◆キリストの愛の心 (8節) ・キリストが何よりも望んだ事、それは「神と人との交わりの回復」である。それ故『キリストの愛の心』とは、「相手が神からの恵みを受け取ることを妨げているものを、何としても取り除こう」とする、決してあきらめない心。 ・『教会』は「キリストのからだ」、すなわち『キリストの心』を反映する存在である。だからこそ私たちは「恵みによって神から与えられるものを共に喜んで共有し、日々神に近づくよう力の限り励まし合い、助け合う者」であろう! 今日の要点 『神の恵み』に共にあずかり、『キリストの心』を共有する ◎更に深い学びのために ①「キリストにある恵み」とは、実際のところどういうものですか? 何故そう言えますか? ②「キリストの愛の心」は、どのような形で現わされますか? 何故そう言えますか? ③JCFが「キリストのからだ」としての本領を発揮して行くために、あなたにどんなことができますか? Outline of the sermon “True figure of ‘the church’.” (10/11/2024) [Philippians 1:7~8] *How did Paul keep “unity” with Philippians without internet? Let’s find out! ◆Partaking “grace of God”. (Verse 7) Read more…
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2024年11月3日 「喜びをもって祈る」
礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ 「喜びをもって祈る」 (03/11/2024) [ピリピ人への手紙1章3~6節] ◆人々の信仰の故 (4~5節) ・ピリピの教会は「最初の日から」パウロと共に『福音を伝える』という神からの使命を担い続けていた。パウロたちが捕らえられ、牢獄に入れられたのを見て、「もうこの人たちとは関わらない方が良い」と結論付けても止むを得ない状況で、彼らはパウロの働きを支え続けた。きっとパウロは「自分は1人ではない。共に『救霊の思い』をもって進んでくれている人たちがいる!」と大いに励まされ、困難の中でも喜び続けることができたに違いない。 ◆神のみわざの故 (6節) ・パウロの心の中にはいつも、「私が仕えている神は良い方で、ご自身のご計画を必ず成就なさる真実なお方である」という確信があった。彼の願いは単に『福音宣教』だけではなく、「信じた人々が『神の子ども』として日々聖霊によって造り変えられ、やがてキリストの似姿へと完成されて行くこと」だった。彼は、神がご自身の全能の力により、日々このみわざを成し遂げておられるのを見ながら、言いようもない『喜び』に満たされていた。 ・私たちも「神の家族と共に福音のために労すること」、また「自分の周りで行われている神のみわざを見つめること」によって、『喜びをもってとりなす者』とされて行こう! 今日の要点 「喜びをもってとりなす者」とされる ◎更に深い学びのために ①パウロは、ピリピの人々のことを思うたびに、なぜ『感謝と喜び』に満たされたのでしょう? ②人々のために祈りをもってとりなそうとする時、あなたの心から『喜び』を奪うものは、どんなものですか? ③「喜びを持ってとりなす者」となるために、心掛けておくべきことは何ですか? Outline of the sermon “Make our prayer with joy.” (03/11/2024) [Philippians 1:3~6] ◆Because of people’s faith. (Verses 4~5) ・Philippians were always supporting Paul for his mission since very first days. They committed themselves even Read more…
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2024年10月27日 「キリストにある聖徒」
礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ 「キリストにある者」 (27/10/2024) [ピリピ人への手紙1章1~2節] ◆「キリストにある者」の特徴 (1節) ・キリスト・イエスにある「しもべ」=『奴隷』 ― 主人の「家」に住み、主人に「仕える」存在。 ・キリスト・イエスにある「聖徒」(何か特別に「きよい」とか「立派だ」という意味ではなく…) = 神の前に、キリストによって聖別された(特別な目的のために取り分けられた)存在。 ・では、どんな目的のため? ◆『恵み』と『平安』 (2節,これはパウロの手紙に共通している言葉) ・『恵み』とは、「私たちから出たこと」ではなく、神が「キリストにあって」一方的に私たちを「ご自分のもの」とされたこと。神はもはや私たちに怒ってはおられない。神の怒りはすべて十字架の上でキリストにぶつけられた。[ローマ5:1] ・この「恵みによる救い」が「神との平和」をもたらし、「神との平和」が私たちの「内なる平安」をもたらす。私たちは「キリストにあって」日々この『キリストにある平和』に憩い、そしてこの「神の和解のメッセージ」を人々に伝えるために『聖徒』とされている![Ⅱコリント5:17-21] 今日の要点 『キリストにある聖徒』とされている ◎更に深い学びのために ①「キリストにある」とは、どういう意味だと思いますか? ②2節の『恵み』と『平安』の間には、どんな関係がありますか? ③「キリストにある聖徒」として、あなたはどんなことを心掛けて行きたいですか? Outline of the sermon “The saints in Christ.” (27/10/2024) [Philippians 1:1~2] ◆Those who are “in Christ”. (Verse 1) ・“Servant” in Christ Jesus. = “Slave”. ― Someone who “lives Read more…