2013年11月24日 「まことの割礼」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「まことの割礼」     (24/11/2013) [ガラテヤ 2:1-5]  ◆登場人物紹介   〈バルナバ〉(1節):疑心暗鬼だった弟子たちの中にあって、真っ先にパウロを受け入れた。   〈テトス〉(1節):パウロによって導かれたギリシャ人クリスチャン。割礼なしにリーダーとなった。   〈おもだった人たち〉(2節):エルサレムにいた12使徒や、ヤコブをはじめとするその他のリーダーたち。   〈忍び込んだにせ兄弟たち〉(4節):「信仰による救い」に条件を付け加えようとする人々。 ◆エルサレム再訪[1節]    [使徒15:1-2] ◆『割礼』とは?   ・男性器先端の包皮を切り取ること。アブラハム以来「神と契約を結んだ民」としてのしるし。   ・私たちの『神の民のしるし』は、「自分に信頼する生き方」を切り捨て、キリストのものとされること。[ピリピ3:3] ◆パウロの強調点(たった1つのポイントに、4つの表現を用いている)    ①異邦人の間で宣べている福音 [2節]    ②力を尽くして走っていること [2節]    ③キリスト・イエスにある自由 [4節]    ④福音の真理 [5節]  ⊚すなわち「キリストを通してのみ実現する、神との特別な関係」。[ヨハネ1:12-13]    ・肉と肉が結ばれると『誕生』があるように、「神と人(霊と霊)」が結ばれても新しい『誕生(創造)』がある。    [ガラテヤ6:15] ― この新しい『誕生(創造)』は、キリスト抜きではあり得ない! ✯あなたは新しくされましたか? 新しい価値観で生きてますか? それとも、相変わらず「人間的なもの」を頼みにして生きてますか?    《JCF 5つの目当て》 復唱   Outline of the sermon    “True circumcision.”   (24/11/2013) [Galatians 2:1-5]  ◆Characters in Read more…

2013年11月17日 「新しい価値観に生きる」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「新しい価値観に生きる」    (17/11/2013) [ガラテヤ 1:18-24]    *『ペテロ』(ギリシャ語:『岩』) = 『ケパ』(アラム語) イエスもペテロをそう呼んだ。[ヨハネ1:42] ◆ここでパウロが述べている2つのこと   ①自分が『エルサレム教会』の影響をあまり受けていないこと [18~19節]     ・エルサレムから発信される福音は、昔ながらのユダヤ文化の影響を強く受けていた。     ・パウロは、全く新しい「キリストにある文化・価値観」の重要性を強調した。[Ⅱコリント5:17]     ・私たちも「日本の伝統的思考パターン」に多大な影響を受けている。(そのいくつかは「非聖書的」)       (例)「出るくいは打たれる」 「人に迷惑をかけないように」 「妻は家でおとなしく」 「救いは行いによる」 「進化論」     ・聖書(神のことば)に根差した、新しい価値観の上に建て上げられることが必要。[コロサイ2:6-8]   《JCF 5つの目当て》    1.私たちは神様の子どもです。天地を造られた神に無条件に愛されています。    2.私たちは神の傑作であり、1人1人が「神のかたち」を心に宿しています。    3.私たちが不完全なのは、その弱さのうちに神の恵みと力が現されるためです。    4.私たちの「良い行い」は、救いの『結果』であって『条件』ではありません。    5.私たちは1人で生きるのではなく、父なる神や主にある兄弟・姉妹の助けが必要です。  ②自分の行いが讃えられるのではなく、自分に変化をもたらしておられる神こそあがめられるべき [23~24節]    ・神のわざは「私たちのしていること」ではなく、「私たちに起こっている変化」にこそ現される。 ⊚キリストを求め、キリストにある新しい土台の上に築き上げられましょう!   Outline of the sermon    “Live in a new sense of values.”   (17/11/2013) [Galatians1:18-24]    *『Peter』(『Rock』 in Greek) = 『Cephas』(Aramaic)  Jesus also Read more…

2013年11月10日 「自分ではなく、キリスト」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「自分ではなく、キリスト」    (10/11/2013) [ガラテヤ 1:11-17]    *ここからしばらくパウロは、自分の証をしながら「何故自分ではなくキリストなのか」を語っている。 ◆私たちは主のもの [13節]    ・『神の教会』    「パウロの回心の証」[使徒9:1-9] イエスは「わたしを迫害している」と言われた。    ・私たちは2つの理由で「主のもの」。[詩100:3,イザヤ43:1]    しかし実際はそれ以上の存在! ◆恵みによって召された   ・パウロは断食していた3日間(使徒9:9)何を考えていたのか?     「人生をかけていたことが間違っていた!人を死に追いやることさえした!」(特に男性にとっては死活問題)     『生きるにふさわしくない自分』に気付いたとき、真の意味で『キリストの恵み』が分かった。   ・[14~16節]「生まれたときから選び分け、恵みをもって召してくださった方」      だからこそパウロは、「神の恵みによる招き」に対して、その『恵み』を拒み「自分の力でその資格を      主張しようとする姿勢」に陥ろうとしているガラテヤ人に対して、激しく抵抗している。 ◆「理にかなう神」ではない!   ・パウロは人一倍ユダヤ教に精通していた(14節)のだから、ユダヤ人宣教に召されてしかるべき。    神はこの世でいう『Logical』な方ではない!「理にかなったこと」ではなく、「みこころにかなったこと」をなさる。   ・「何をして生きるか」は重要ではない!何をしていても(愚かに見えても)キリストが輝き出ていることが重要。 ⊚私たちの人生は「神の恵みによる選び(召し)」に対する「信仰による応答」である!     Outline of the sermon    “It’s no longer me, but Christ.”   (10/11/2013) [Galatians 1:11-17]    *From this paragraph Paul is sharing “Why it’s no longer me, but Read more…

2013年11月3日 「キリストの恵み」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「キリストの恵み」    (03/11/2013) [ガラテヤ 1:6-10]  ◆書き出しのことば:『驚いています(サウマゾー)』[6節] = 「驚きあきれかえる」    ・『ほかの福音』:後で詳しく出てくるが、要するに「律法を守ること(行い)による救い」のこと。 ◆注目すべき2つのポイント   ①私たちの罪は、神の前に、自分では償いようがない    ・私たちの罪は『行い』ではなく、創造主である神に対する『不遜・不信仰』であり、その顕著な現れは     「自己中心や高慢」。行いによって救われようとすることは、これらの『罪』を助長する。    ・悪魔はいつも私たちの思いを『神』から引き離し、『自分自身』に向けさせようとする。    [8節]   ②神はただ『キリストの代償』の故に私たちを受け入れてくださる [6節]    [Ⅱコリント13:13]の真意    ・『恵み』は十字架のわざによって明らかにされ、キリストの許に来る者にのみ有効となる。[ガラテヤ3:1]    ・イエスの懇願[マルコ14:36]を、父なる神は私たちに対する愛の故に拒んだ。    ・神の目的は「私たちの救い」だけではなく、すべての造られたものがキリストに注目し、『神の御姿の     正しいイメージ』をつかむこと。[コロサイ2:9](それは「動植物」や「コワいおじさん」などではない!) ◆見習うべきパウロの態度 [10節]   ・パウロこそ、かつては「律法(行い)による救い」を切に追求していた人だった。[ピリピ3:4-8] 「神が『身を裂かれる思い』でひとり子を十字架におかけになった」、この驚くべき愛のわざを 「律法を行うことによる自己満足」 などに決して置き換えてはならない!     Outline of the sermon    “The grace of Christ.”   (03/11/2013) [Galatians 1:6-10]  ◆The first word of verse 6:『Astonished(saumazo)』 = Read more…

2013年10月20日 「パウロが伝えたかったこと」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「パウロが伝えたかったこと」    (20/10/2013) [ガラテヤ 1:1-5]  ◆パウロがこの手紙を書いた理由    ・ガラテヤの教会の人々が、イエス・キリストではなく、世の状況や人々の教え(律法・割礼)の解釈に      惑わされ、本当の福音から外れて行ってしまっているのを修正しようとした。    ・私たちも日本人特有の常識(人目を気にする,救いは行いによる,宗教は教育・修業のため etc)に      洗脳され、福音の真髄(イエス・キリストを通しての神との関係)を軽んじる傾向を持っている。 ◆「イエスのよみがえり」の持つ意味 [1節]   ・悪魔の力は『罪と死』。これを打ち破れるのは、神のみ。「イエスのよみがえり」は、イエスが神の許か     ら来られ、神のみこころにかなう歩みをされた証拠。 ◆「神のみこころ」による贖いのわざ [4節]   ・『悪の世界』とは「罪と死に支配された世界」。すなわち、神と人との関係が絶たれてしまっていること。     ①人は罪あるままでは、決して神に近づくことはできない  ②私たちの罪は「神に対してのもの」   ・キリストが死なれたのは「私たち」よりもむしろ「神ご自身」のため。 『なだめの供え物』[Ⅰヨハネ2:2] ◆神の私たちに対する関心   ・神は「立派な生き方」には興味ない。どんな立派な生き方も、私たちを神の前に『よし』とはしない。   ・神の関心は、私たちが「どう生きるか」 ではなく 「どこを見ているか」。(キリストへの『依存度』)   ・この世の価値観や自尊心に『No』と言い、キリストのみことばに『Yes』と言う。[マタイ23:12]   Outline of the sermon  “This is what Paul wants us to know!”  (20/10/2013) [Galatians 1:1-5]  ◆Why did Paul write Read more…

2013年9月22日 「『恵みの歩み』の実現」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ        「『恵みの歩み』の実現」    (22/09/2013) ◆イエスが歩まれたように…   ・先週の復習(イエスのとりなし)[ルカ23:34]   ・私たちは「イエスの模範」に従うことを期待されている。[ヨハネ13:15] ◆「神(父)との関係」に生きる   ・「主人としもべのたとえ話」[マタイ18:23-27(前半)] ➝ 『愛に痛んだ父』 ➝ [マタイ18:28-35(後半)]   ・しもべが仲間を赦せなかったのは、主人の前から離れたから。(『赦し』は「信仰の行為」[ローマ12:19]) *『恵みの歩み』は、「日々、神との新鮮な関係に生きる歩み」。 ◆御霊による実現   最も重要な命令 = 「御霊に満たされなさい。」[エペソ5:18]   ・神は「すべての人を恵みによって救う」とお決めになった時、「すべての人にわたしの霊を注ぐ」ともお決めになった。   ・御霊は、私たちが『神の子ども』であることを証する。[ローマ8:15-16]   ・『神の子』として生きるのは、「思い込み」によるのではなく「聖霊」による。[Ⅱコリント3:17-18]      「主と同じかたち(18節)」 : 『神の子』としての実質。神との親密な関係。(子は次第に親に似てくる)  ・この世での成長は、「自分でできるようになる」こと。 しかし実際は「自分に頼る者」は神の前に失われている。 「死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかった!」 [ルカ15:24]     Outline of the sermon    “Fulfilling ‘Grace Walk’.”   (22/09/2013) ◆ Live as Jesus did.   ・Review from last Sunday(Intercession of Jesus)[Luke23:34]   ・We Read more…

2013年9月15日 「『恵みとまこと』に満ちたイエス」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ        「『恵みとまこと』に満ちたイエス」    (15/09/2013) ◆何故『赦す』のか?   ・「赦さない理由」なら、いくらでも思い付く。しかし『赦し』だけが「恵みでないもの」の悪循環に終止符を打つ。   ・「赦すこと」は簡単ではない。しかし「赦し」以上に難しいことがあるとすれば、それは「赦そうとしない」こと。 ◆『正義』と『恵み』   ・『正義』は「善」であり「公正」で「道理の力」があるが、しばしば社会から『恵み』を押し出そうとする。   ・一方『恵み』はこの世のものではなく、重大な変化をもたらす「超自然的な力」を持っている。 ◆「恵みとまこと」に満ちたイエス   ・一見相反する「恵みと正義(まこと)」の両方を、神はイエスキリストにおいて成就した。[ヨハネ1:14, 16-17]   ・イエスは『神』でありながら「人として来られた」故に、御父には成し得ないことをなさった。[マタイ4章,ヤコブ1:13]   ・神はイエス・キリストにおいて、敢えて自らを人間の側に置き、「試み」「罪の誘惑」を学ばれた。[ヘブル4:15]    だからこそイエスは私たちの立場や私たちの気持ちになって、とりなすことができる。[ヘブル7:25] ◆『十字架』への道  ・イエスにとっても、自分の身をもって「身に覚えのない罪の贖い」をすることは、決して簡単ではなかった。          ➝ 「ゲッセマネの祈り」 [マルコ14:36,ルカ22:41-44]  ⊚イエスの究極のとりなし [ルカ23:34]    ・「赦す理由」は、「彼らは何をしているのか分からない」から。 人となることによってのみ、こう言うことができた。 イエスは確かに私たちを理解してくださった!     Outline of the sermon    “Jesus, who is full of ‘grace & truth’.”   (15/09/2013) ◆ Why do we “Forgive”?   ・So many reasons 「Not to forgive」.  Read more…

2013年9月8日 「『恵み』とは?」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ           「『恵み』とは?」       (08/09/2013) ◆『恵み』とは?   ・『恵み』はクリスチャンにとって特に重要。[エペソ2:5] ◆「恵み」に対するつまずき   ・聖書の教える『恵み』は、この世の視点から見ると「公平」ではない。     ①「ぶどう園労働者のたとえ」(マタイ20:1-16)  ②「放蕩息子の兄」(ルカ15:25-32)   ・この世は「恵みでないもの」で満ちている。(学校・職場・社会・家庭、そして教会も・・・) ◆現代の教会が直面している危機   ・教会が『恵み』を見失ってしまったら、もはや教会ではなくなってしまう・・・   ・イエスはどんな方だったのか?(詳しくは来週)    ①イエスはこの世の外から来られたので、「この世の価値観」に侵されていなかった。    ②イエスは造り主だったので、罪人たちの中にさえ『神のかたち』を見出された。 ◆「ただで受けた」者が「ただで与える」 [マタイ10:8]   ・[マタイ5:45-48] 天の父の『完全な』性質 = 相手に関わらず「最善」を与える ー これこそが『恵み』!     これは「この世のパターン」に真っ向から勝負を挑む。[ローマ12:2]      『心の一新』 ― 自分の「常識・思い込み・道徳」ではなく、「神がキリストにおいてしてくださった通りに」。 クリスチャンライフとは、「神の無条件の恵みと赦しを受け取って生きること」であり、 また「その無条件の恵みと赦しを、他の人々に提供していくこと」 ✯『恵み』によって死に、『恵み』によって生かされましょう!   Outline of the sermon    “What is ‘Grace’ all about?”   (08/09/2013) ◆What is “Grace” all about?   ・It is particularly important Read more…

2013年9月1日 「真理はあなたを自由にする」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「真理はあなたを自由にする」     (01/09/2013) ◆タイタニック号はなぜ沈んだか?   ・『真理』には、「真に不動のもの」と、「私たちが単にそう思い込んでいるだけのもの」とがある。   ・イエスは私たちにいのちを与えに来た『真理』だが、悪魔は「偽りの真理」によって私たちを欺く。[ヨハネ10:10, 8:44] ◆『本当の真理』の特徴 [ヨハネ8:31]   ・もし不自由さ(恐れ・イライラ・中毒など)を感じているなら、「真理ではないもの」に捕らわれているのかも・・・   ・「悪い習慣、罪からの解放、自由」を与えるのは、努力・意志の力・修行ではない!      「真理を知り、その真理にとどまること」(まじめなクリスチャンほど、だまされやすい)   ・行動を変えるだけでは、ダメ。(クモの巣をはらうだけでなく、クモそのものを取り除く) あなたの『信念』を探る。 無意識の中にある『真理』をチェックする方法    ①行動・態度   ②感情   ③考え・セルフトーク   ④信念・結論    ⑤このことに対する神の見方(みことば)   ⑥チャレンジ *ステップ1:あなたの立ってる『真理』をチェックする。(それは今も有効?あなたの敵or味方?みことばと一致してる?) *ステップ2:それがもし「本当の真理」ではないなら、勇気を持って、新しい『本物の真理』と置き換える。   ・やってみて驚かされたのは、30年以上クリスチャンとして「みことばに従おう」として生きてきたのに、    自分が本当に信じていることがかなり聖書とずれていたこと。   ・新しい価値観で生き始めると、たとえそれが真理でも、身に付くのに時間がかかる。 自然になるまで続けてください![ガラテヤ6:9]     Outline of the sermon    “The truth sets you free.”   (01/09/2013) ◆Why did the Titanic sink?   ・There are 2 types of 『Truth』 for us.  「Real truth」 Read more…