2019年9月22日 「『祈り』への招き」

メッセージをダウンロードして聴く メッセージをダウンロードせずに聴く 説教あらすじ       「『祈り』への招き」      (22/09/2019) ◆『祈り』とは? [ルカ11:1] 弟子たちは「イエスの際立った歩みの秘密」は『祈り』にあると嗅ぎつけ、こう尋ねたのだろう。 ・イエスの『祈り』に関する詳しい解説は、[マタイ6:6-15] にある。しかしそもそも『祈り』とは何なのか? イエスは興味深いことをおっしゃった。[7~8節] 「御父は私たちが求める前から、私たちの必要を知っておられる」 では何故『祈り』が必要なのか? ⇒ [イザヤ59:1-2] 私たちの罪(ズレ)のために、私たちの祈りが神に届かない! *クリスチャンにとって… 『祈り』とは、「神との関係を正しい状態に保つための営み」 である。 ◆『祈り』に関する重要事項 ・イエスは弟子たちに「どう祈るべきか(「主の祈り」)」を教えた後、1つだけ『注意書き』を添えられた。[14~15節] ・神が御子を遣わされたのは、「ご自分と人との関係を修復する」ため。そのために不可欠なのが『罪の赦し』。 イエスは、ご自身がまさにこのために来たことを良く分かっていたので、『祈り』について教える時にそのトピッ クに触れずにはいられなかったはず。 ・神はご自分の「御子イエス」によって私たちの罪を赦し、その同じ「御子イエス」によって私たちをご自分に近づ くように招いておられる。『祈り』は、この御父の招きに応える行為。 ・[ヨハネ15:16] 私たちは「出て行って実を結ぶため」、そして「イエスの名によって御父に求めるため」に選ばれている! ✰今日の大切なひと言: 「『祈り』は、『関係』のため。」 ◎学びを深めるための質問 ①どうして『祈り』は「ただ神様に何かを求める」だけではない、と言えるのでしょう? ②今回の説教を通して『祈り』に関して何か新しく学んだことがあったら、自由に分かち合いましょう。

2019年9月15日 「『神の子イエス』と出会う」

メッセージをダウンロードして聴く メッセージをダウンロードせずに聴く 説教あらすじ       「『神の子イエス』と出会う」      (15/09/2019) ◆2つの注目すべきペテロの態度 [ルカ5:1~11] 1[4~5節] 「経験・自分の考え」 vs 「みことば」 ・この時ペテロは「自分の常識」よりも「イエスのことば」を選び、従った。『信仰』は「選択」によって現される。 ・クリスチャンの歩みは「聖い生活」によって特徴付けられるのではなく、私たちの「信仰による選択」によって。 私たちはこの「信仰による選択」によって「私ではなく、キリスト」という『神の国の価値観』を表明している。 ・私たちはしばしば「人々への証」ということに捕らわれすぎて、肝心の「イエスは何と言っておられるか」に思い を馳せることを忘れがち。私たちが聖書を読むのは、「クリスチャンとして、読むべきだから」ではなく、『私た ちの思い』を「この世の常識」から「神の国の原則」へとシフトさせ、『神の国』をこの地に呼び込むため。 2[8節] 「『神の国の権威者(真の神の子)』としての主イエスとの出会い」 ・私たちがこの世において『神の国の民』として「神の栄光を現し続ける者」となるためには、「十字架の愛に対 する感動」だけでなく、キリストを通して現される『神の子としての栄光』と遭遇しなければならない。この「恐る べき権威と栄光」に満ちた方が、すべてを捨てて『人』となり、この地に来られ、十字架の死にまでも従われ た。[ピリピ2:6-8] ここに『真の神の子』による「招き」がある。そして彼らは「すべてを捨てて」従った。[11節] ✰今日の大切なひと言: 「イエスにうまく従えないのは、イエスをよく知らないから」 ◎学びを深めるための質問 ①「自分の考え」と「神のことば」が衝突するのはどんな時ですか?そんな時どうしますか?それは何故ですか? ②「『クリスチャンは、良い人たち』と思われたい」という気持はありますか?それはどこから来ているのでしょう? ③もし『神に対する聖なる恐れ』を感じたことがあるなら、その体験を分かち合いましょう。

2019年9月8日 「神の選びと人の応答」

メッセージをダウンロードして聴く メッセージをダウンロードせずに聴く 説教あらすじ       「神の選びと 人の応答」      (08/09/2019) [マタイ4:18~22] ― イエスは働きを始められる前に『人』をお選びになった。 ⇒ 神は『人』と共に働かれる。 ◆私たちが選んだのではない![ヨハネ15:16] ・「自分がイエスを選んだのだ!」と思い込んでいる人は、その後の信仰生活も『自分』が主体であり、「自分の 納得」を優先する。それ故相変わらず人生の目的は『自己実現』。(口では「神様のため」と言いながら…) ・イエスによるならば、『神』が私たち1人1人の人生に目的を持っておられる。それは『神』が、私たちを通して 「いつまでも残る実」を結び、また私たちの「祈りに答える」ことを通して『ご自身の栄光』を現すこと。[ヨハネ15:8] ・「私はペテロやヨハネのように『神の呼びかけ』を聞いたことがない」と言うかもしれない。しかし神は「ひとり子 の十字架」を通して私たちに呼びかけている。[ローマ5:8] (『教会』は「呼び集められた者の集まり」) ◆私たちの応答 ― 神は、私たちが彼の呼びかけに『応答』することを期待しておられる。 ・聖書の中には、いろいろな理由をつけて「神の呼びかけに応答しなかった人々」も描かれている。しかし「信仰 による応答」は必ずしも理由を必要としない。それは「働きへの招き」ではなく、「『関係』への招き」。 *「呼びかけ」 + 「応答」 = 『関係』  私たちと神との「関係」は『愛』。[Ⅰヨハネ4:10,19] ✰今日の大切なひと言: 「『神との愛の関係』は、神の招きに気づき、それに答えることから」 ◎学びを深めるための質問 ①「自分は神に選ばれている」ということに関して、どう感じますか?お互いの思いを分かち合ってみましょう。 ②神は私たちにどのように「呼びかける」と思いますか?互いの考えや体験談を分かち合いましょう。 ③今のあなたと神との『関係』はどのようなものですか?またそれをどうやって更に深めることができますか?   Outline of the sermon      “God’s calling & our response.”     (08/09/2019) [Matthew 4:18~22] ― At the beginning of his ministry, Jesus “called Read more…

2019年9月1日 「神の国の福音」

メッセージをダウンロードして聴く メッセージをダウンロードせずに聴く 説教あらすじ       「神の国の福音」      (01/09/2019) [マルコ1:14~15] ◆『神の国』がやってきた!  『神の国』 = 「神の主権が働いている場所」 ― この時点では、イエスご自身 ・イエスのおられる所に『神の国』があった。イエスはそれを運び続け、人々に示し続けた。イエスの許にいた 人々は『神の国』(力あるわざ、平安、愛)を体験できた。イエスはいつも(今も)「わたしの許に来なさい」と招く。 ◆神の国の福音  『福音』 = 「良い知らせ」 *神の主権の下に身を置く者は、例外なく「神の国の民(神の子)」とされ、キリストと共に 神の国の権威を行使することができる。(天に対しても、地に対しても) ユダヤ民族の失敗に学べ! ― 「教え」や「しるし」が中心ではなく、『神ご自身との関係』が最重要。 「聖書の教えを守ること」にいのちがあるのではなく、『イエスの内』に「みことばを成就するためのいのち」がある。 [ヨハネ5:39-40] ・『福音』は「死んだ後に天国へ行けるための良い知らせ」なのではなく、 「今も、いつも、そして永遠に神と共に生きることができる」という驚くほどの『良い知らせ』。 ✰今日の大切なひと言: 「イエスと一緒にいることが、天国」   Outline of the sermon       “Good news of His kingdom.”      (01/09/2019) ◆“The kingdom of God has come near!” [Mark1:14~15]   ・“The kingdom of God” = Read more…

2019年8月25日 「悪魔に対する『神の子』の戦い方」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ       「悪魔に対する『神の子』の戦い方」      (25/08/2019) [マタイ4:1~11] ◆イエスが知っていたこと  ①人は決して悪魔に勝てない。 ②悪魔は決して御父に勝てない。[ローマ8:31] ③御父は「ご自身に全き信頼を置く者」を通してしか御力を現さない。[Ⅱ歴代誌16:9] *だからこそ、悪魔に対する唯一の勝利の道は、『神に対する従順』。[ヤコブ4:7] ◆悪魔の策略。(悪魔だって、みすみす負けるつもりはない!) ⇒ 「神抜き」で戦わせようとする。   ①「あなたが神の子なら・・・」。(私たちが「誤った『神の子』としてのイメージ」を持っていたら、たちまち打ち負かされる!) ・私たちは何か特別な「神の子パワー」によって勝利するのではなく、御父に完全に依存することによって。 ・イエスの備えは「御霊に導かれ、断食をして・・・」[マタイ4:1-2] ― 己の力に頼ろうとしなかった。   ②目に見える祝福・繁栄を用いて誘惑した。(悪魔は『人』のことも『神』のことも、私たち以上に良く知っている) ・多くのクリスチャンは「神との交わり」以上に「この世の目に見える祝福」を望む。これぞ悪魔の思うツボ![ヤコブ4:4-7] ・イエスは「目に見えるもの」ではなく、すべて「神のことば」と「御父への信仰の姿勢」によって対抗した。 *この世にあって、私たち『神の子』が保持しておくべきものは、たった1つ = 御父に対する全き信仰と従順 ✰今日の大切なひと言: 「敵は『人』や『出来事』ではなく、『神との交わり不足』」   Outline of the sermon       “The right way to resist evil.”      (25/08/2019) ◆What Jesus knew.  ①Man can never beat the devil.  ②The devil can never beat Read more…

2019年8月11日 「試練のもたらすもの」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「試練のもたらすもの」        (11/08/2019) ◆『神の子』は試練を経験する [マタイ4:1] ・イエスは「御霊に導かれて」試練の現場へ ⇒ 「神のみこころに従っていれば、試練は無いはず」は誤り。 ◆神が私たちに試練を経験させるのは、「神の子たちに対する愛」のゆえ。 ①私たちの内面を鍛えるため [ヘブル12:5-8,ローマ5:3-5] ②更にご自身に引き寄せるため ・試練のただ中でなければ見ることのできない『主の御手』がある。[ヘブル2:18] *私たちは自分で試練に「勝利」する必要はない。『勝利者』は主イエスただ1人![ヨハネ16:33] 私たちに必要なのは、いつもこの「勝利者なるイエス」に信頼し、彼の許に留まっていること。[Ⅰヨハネ5:4-5] ・信仰を「この世の祝福の手段」と考えている人がいるが、かえって信仰が深まるほど生きにくい。[Ⅱテモテ3:12] だがそんな試練の中でこそ「共にいてくださる主イエス」をよりリアルに体験できる。[マタイ28:20,ヘブル13:5] ✰今日の大切なひと言: 「試練の中で、もっと主と近くなれる」   Outline of the sermon     “What the trials bring to us.”    (11/08/2019) ◆ “Children of God” go through temptations (trials). [Matthew 4:1] ・Jesus was led into the trials “by the Spirit”. ⇒ It is wrong Read more…

2019年8月4日 「御父の約束」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「御父の約束」        (04/08/2019) [マタイ3:13-17] ◆バプテスマの意義 [問1] ・イエスはバプテスマ(洗礼)を受ける必要があったのか? ⇒ No! [問2] ・では何故イエスはバプテスマを受けたのか? ⇒ すべての正しいこと(義)を行うため。 ・『正しいこと(義)』 = 神からズレていないこと。  「洗礼を受けること」は、その1つ。 結果はどうなった? ①バプテスマを受けた → ②聖霊が注がれた → ③神に愛され喜ばれている『神の子』としての認証。 *「イエスの見ていたもの」 = 周囲の群衆でもパリサイ人でもなく、「父の御顔 と 約束の成就」。 イエスはきっと喜び踊ったはず。「やっぱり御父がおっしゃっていたことは、本当だったんだ!」 ◆父の約束 [使徒1:4-5] [問3] ・どんな約束? ― イエスが「神のひとり子」として地上での生涯を全うして戻って来た時、イエスを信じる 者たちのためにも「神の子としての歩み」を可能にする『聖霊』を注ぐ。 ・この約束は使徒2章で弟子たちの上に成就した![使徒2:32-33] ・この時、間違いなく弟子たちも、マタイ3章でイエスが得たのと同様な確証を得たはず。 「私たちの天の父は、必ず約束を守るお方!」 ・そしてペテロは人々に確信をもって命じた。[使徒2:37-38] この命令は今日の私たちにも語られている! ✰今日の大切なひと言: ①悔い改め ⇒ ②バプテスマ ⇒ ③聖霊 ⇒ ④『神の子』としての生涯   Outline of the sermon     “What the Father has promised.”    (04/08/2019) [Matthew 3:13-17] ◆Baptism Read more…