2020年10月18日 「マルコの福音書・導入」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ 「マルコの福音書・導入」 (18/10/2020) ◆マルコの『福音書』 ― 今日から「マルコの福音書」をじっくりと読んでいく。今日はその導入。   ・「キリストの1番弟子」とも呼べる『ペテロ』は、福音書を書かなかったのだろうか? 実は「マルコの福音書」は「ペテロの福音書」とも呼べる性質を持つ。[Ⅰペテロ5:13]   ・「マルコの福音書」は4福音書の中で最初に書かれたものと思われており、最も短く簡潔で、他の福音書のような「イエス・キリストの伝記的」というよりは、まさに『福音』が中心。 ◆『マルコ』という人物   ・マルコは「十字架の出来事」以前から主イエスを知っていたと思われる。[使徒12:11~13]   ・当初はパウロには評価されなかったが、バルナバによって見出された。[使徒13:4~5, 13, 15:36~39] しかし後にはパウロにも認められるようになった。[Ⅱテモテ4:9~11,ピレモン24] 人は成長するもの。「待つこと」が大切。 ◎この「マルコの福音書」のシリーズを通して掴んで欲しいこと: ①主イエス・キリストをより深く知ること。  ②お互いの『使命』を発見すること。 ✰今日のキーワード: キリストにある『自分』 ◎学びを深めるための質問  ①あなたは年に何回くらい『福音書』を通読しますか? 4つの福音書の性質の違いを話し合ってみましょう。  ②今日の話から『マルコ』という人物に関してどんなことを知りましたか? 共感できるのは、どんな部分ですか?  ③これから『マルコの福音書』を毎週学んで行く上で、あなたが主に期待することはどんなことですか? Outline of the sermon     “Introduction of Mark’s gospel.”    (18/10/2020) ◆Gospel of Mark. ― From today on we are going to read “Gospel of Mark” every Sunday.   ・Even Read more…

2020年10月4日 「死が終わりではない」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ  「死が終わりではない」   (04/10/2020) ◆死が終わりではない   ・ある哲学者は「すべての人生は『死』に向かっている」と言った。確かに『死』は「人類最大の敵」と言える。   ・「ヨハネの福音書11章」と言えば、『ラザロのよみがえりのストーリー』が印象的だが、この場面には珍しく主イエスの感情表現が多く描かれている。[32~38節] そしてイエスは言われた。[25節]   ・私たち『天国人』にとって「肉体の死」は、「永遠のいのち」によって完全に支配される瞬間である。[Ⅰコリント15:54,黙示録21:3~4] これが私たちに与えられている希望であり、神からの約束! ◆『天国人』の生き方   ・この「死を越えた希望」が与えられている私たちは、一体どう生きるべきだろうか?[Ⅰコリント15:58]   ・私たちはやがて全員が例外なく神の前に出る。私たちの全ての罪は既に主イエスの十字架のみわざによって覆われている(神の目には「罪なき者」)が、「私たちがキリストにあって行った信仰のわざ」は全て神の御前に覚えられている。恥ずかしがらず、大胆に行動しよう。地上では旅人、そして旅先の恥はかき捨て! ✰今日のキーワード: 地上では旅人 ◎学びを深めるための質問  ①あなたは「死を越えた希望」を持っていますか? それはどれほど確かで、あなたを興奮させるものですか?  ②『永遠のいのち』とは何ですか?自分の言葉で表現してみましょう。あなたは既にそれを持っていますか?  ③「全ての良きわざだけが神の前に覚えられている」という事実は、あなたの生き方にどんな変化を与えますか? Outline of the sermon     “Death is not the end.”    (04/10/2020) ◆Death is not the end.   ・Destination of all the lives on the earth is “death”.  “Death” is the greatest enemy of all human Read more…

2020年9月27日 「聖書が教える『幸福論』」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ 「聖書が教える『幸福論』」(27/09/2020) ◆真の『幸福』とは?   ・ほとんどの人は「OOを得られれば幸福になれる」と思っている。しかし実際は、手に入れてしまった途端に物足りなさを感じるもの。『幸福感』は、「真に価値あるものを追求している時」にこそ体験できる。[ピリピ3:12]   ・私たちは1人1人「神の似姿」に造られた。[創世記1:26-27] そして『良いお方』に倣って、それぞれのために用意されたユニークな『良い行い』に歩むように望まれている。[エペソ2:10]   ・神は『アナタ』という人間を通してでしか成し遂げることのできない、ご自身の『良きみわざ』を既に用意しておられる。これを熱心に祈り求め、それを見出すなら、あなたは「神と共に生きる」ということを体験的に知るようになる。逆にそれを追求せずに生きるなら、それはアナタだけでなく、神の国にとっても大きな損失である。 ◆神との共同作業   ・「神が『私』という個人のために用意された『使命』に生きることによって得られる幸福感」、これこそ『天国人』に与えられている素晴らしい「神の国の祝福」の1つ。これはあなたにしかできない『神との共同作業』。   ・神は「どうしてもキミと一緒にやりたい!」というユニークなみわざを用意しておられる。それを求めて生きよう! ✰今日のキーワード: 神との共同作業 ◎学びを深めるための質問  ①あなたにとって『幸福』とは何ですか? また、あなたはどのような時に『幸福感』を感じますか?  ②「神が自分のためにユニークな人生の計画を持っておられる」と信じますか? それを祈り求めていますか?  ③「『自己最高』の人生を歩む」とは、一体どんなことでしょう? それは今の自分の歩みとどう違うと思いますか? Outline of the sermon    “What ‘happiness’ really is.”   (27/09/2020) ◆Seek for real “happiness”.   ・So many think, “If I get this and that, then I will be happy”.  In fact, once we Read more…

2020年9月20日 「『神の怒り』を免れた者」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ 「『神の怒り』を免れた者」  (20/09/2020) ◆不義に対する神の怒り   ・以前に「キリストの十字架は『神の愛の象徴』であるだけでなく、『神の義の象徴』でもある」と学んだ。聖書には随所に「人間の不義に対する神の怒り」が描かれているが、私たちはただイエス・キリストの十字架の故に、この『神の怒り』を免れている。   ・私たちは「一体神はどれほどの忍耐をもって、この怒りを忍んでくださっているのか」を理解しない限り、この地において『神の国の祝福』を伝えて行くことの緊急性が分からない。[ローマ9:21-24] ◆神の怒りを免れた者として ― 次の2つのことが求められている。   ①神に倣い、『怒り』をコントロールする [ヤコブ1:19-20]    ・私たちがこの世において「神の似姿」を証しするのは、『怒り』によってではなく『赦しと忍耐』によってである。善意を踏みにじられたりして悲しみや怒りに覆われそうになった時、「上からの忍耐」を神に求めよう!   ②福音を宣べ伝える [ローマ1:16-18]    ・「『神の怒り』を免れる術」を先に知らされた者として、「いつでも・どこでも・誰にでも」福音を宣べ伝えよう! ✰今日のキーワード: 「神の怒り」の免除 ◎学びを深めるための質問  ①あなたは「私たちの不義に対する『神の怒り』」をどのように理解していますか?皆で分かち合ってみましょう。  ②何故「人の怒りは神の義を実現しない」のでしょう? 「怒りを抑える」良いアイディアを分かち合ってみましょう。  ③「あなたはどうして福音を伝えたいのですか?」と尋ねられたら、何と答えますか? Outline of the sermon    “The objects of God’s mercy.”   (20/09/2020) ◆Wrath of God.   ・There are many places in the Bible where describes “wrath of God”.  They are all terrifying! Read more…

2020年9月13日 「思い煩いからの解放」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ 「思い煩いからの解放」(13/09/2020) ◆思い煩わなくていい![Ⅰペテロ5:7]   ・「全てに優って力があり、恵みと憐れみに満ちた神」が、私たちを深く愛し、最善をなされる。一体何を思い煩うことがあろうか?『思い煩い』の原因は、これらのことに関する無知、または単なる不信仰。[マタイ6:25-32]   ・ある人々は「もっと物がいっぱい貯まったら、思い煩いは減る」と思っているが、それはむしろ逆! ◆神が私たちの味方 [ローマ8:31-32,詩篇118:6-7]   ・まず自分自身が、この「神が私たちを心にかけてくださっている」という驚くべき祝福を満喫する。肩の力を抜いて、主の前にへりくだり、主に委ね、『主の時』を待つ。[Ⅰペテロ5:6-7]   ・そしてこれを自分自身で体験的に学んだなら、今度はそれをまだ知らない(体験していない)人たちに知らせる。これが『天国人』に期待されていること。   ・クリスチャンたちは、心のどこかで「自分たちの携えているメッセージは、周囲の人々に受け入れてもらえないのでは?」と思い込みがち。大切なのは「受け入れてもらえるかどうか」ではなく、「私たちが受けた祝福は、他の人々にとっても大きな価値があるもの」だと気づくこと。全ての人は『心の平安』を求めている! ✰今日のキーワード: 神が私の用心棒 ◎学びを深めるための質問  ①『思い煩い』の源は何だと思いますか? 私たちはどうやってそこから抜け出すことができるでしょうか?  ②世の人々はどのように『思い煩い』から免れようとしていますか?何故その方法ではうまく行かないのでしょう?  ③『思い煩い』を抱えて悩んでいる人々に、あなたは『天国人』として、どのようにアプローチできるでしょう? Outline of the sermon        “Be free from anxiety!”      (13/09/2020) ◆Do not be anxious about anything![ⅠPeter 5:7]   ・Almighty God who is full of “power, love and mercy” is with us and always ready to do Read more…

2020年9月6日 「生ける水」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ 「生ける水」 (06/09/2020) ◆いのちの水 ― この地上で生きるために、私たちにとって『水』は欠かせない。   ・私たちが『天国人』として地上にもたらす「神の国の祝福」の1つは、この『水』。天国にも『水』がある?![黙示21~22章]   ・そして主イエスも、「いのちの水」「生ける水」についてしばしば言及した。[ヨハネ4:7-15]   ・この世が提供するものは、どんなに魅力的だとしても「一時的」。しかし神が御子イエスを通して私たちに与えてくださるものは「永遠に保つもの・あふれるいのち」。それは「神のいのち」である『神の御霊』。 ◆生ける水の川 ― 聖霊。[ヨハネ7:37-39]   ・世が提供するものでは癒すことのできない『渇き』がある。そしてイエスはその『渇き』を癒すために来られた。   ・この「生ける水の川 ― 聖霊」は、私たちがこの世にあって受け、天国に持って行ける唯一のもの。しかし「この世」はこれを理解できない。[ヨハネ14:16-17]   ・神がご自身を遣わされたように、イエスは私たちを遣わされる。[ヨハネ20:21-23] それは私たちを通して「生ける水・聖霊」をあふれ流れさせるため。私たちが伝える福音は、相手の人生の『永遠』に影響をもたらす! 渇く者は、求め、受けなさい![黙示録22:17] ✰今日のキーワード: 生ける水の川 ◎学びを深めるための質問  ①この世が提供するものでは決して満たすことのできない『渇き』にどんなものがあるか、話し合ってみましょう。  ②イエスはどのようにそれらの『渇き』を癒されましたか?またあなたは同様の「渇きの癒し」を体験しましたか?  ③あなたは自分の内にある「生ける水の川」を日々実感していますか?していないとしたら、何が原因でしょう? Outline of the sermon        “Living water.”      (06/09/2020) ◆The water of life. ― “Water” is more than necessary for us to live on the earth.   ・One of “God’s Read more…

2020年8月30日 「神に受け入れられた者として」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ 「神に受け入れられた者として」(30/08/2020) ◆神との平和 ― 天国人である私たちには、『義なる神』との平和が与えられている![ローマ5:1]   ・私たちは完全に「神の愛の対象」。私たちの罪に対する神の怒りは全て「十字架のキリスト」にぶつけられた。― キリストの十字架は、「神の愛の象徴」であると同時に、「神の義の象徴」でもある。   ・私たちが神に完全に受け入れられているのは「私たちが良い子だから」ではなく、キリストを信じたことによって「キリストの内にいる」から。キリストは今日も聖徒たちのためにとりなしてくださっている。[ローマ8:34, 38-39] ◆神の国の祝福を地にもたらす ― 「互いに受け入れる」ということを通して。[ローマ15:7]   ・世には様々なタイプの人がいる。それは教会の中でも同様。私たちは「自分と違うタイプの人」をさばいたり見下したりしてしまいがちだが、天国人はそのような人々をも受け入れることができるようになる。それは「努力して自分の度量を広げることによって」ではなく、「自分がキリストの故にどれほどに神に受け入れられ、愛されているのかを十分に体験することによって」。[ローマ14:1-3]   ・このような「互いに受け入れ合う」というキリストの愛の性質がJCFの中で実現され、JCFが『神の国の祝福』で満たされて行くなら、それは必ずJCFの外へも自然に流れ出て行くようになる。 ✰今日のキーワード: カッコつけなくていい ◎学びを深めるための質問  ①『キリストの十字架』が単に「神の愛の象徴」ではなく「神の義の象徴」でもあるということを再度確認しましょう。  ②「神との平和」はどうやって与えられましたか? あなたはそれを日々どれほどに実感し、感謝しているでしょう?  ③「違ったタイプの人」を受け入れる根拠は何ですか? あなたはそれをどうやって実践していこうと思いますか? Outline of the sermon      “As God accepted us.”    (30/08/2020) ◆Peace with God. ― We have “Peace with God of righteousness” in Christ![Romans 5:1]   ・God is no longer angry at Read more…

2020年8月23日 「天国人が目指すもの」

礼拝全体の様子をYouTubeで観る 説教あらすじ 「天国人が目指すもの」    (23/08/2020) ◆天国人の役割 ― 「天の御国」と「この世」とをつなぐ『架け橋』として生きる。  *『架け橋』の2面性 ⇒ ①神の国の祝福をこの世にもたらす ②この世において神がたたえられるようにする。   ・『神の国の祝福』とは? = 永続的なもの。(神との生きた関係,状況に左右されない喜び・平安など) これらのものをこの世にもたらすために不可欠な資質。= 「この世のもの」に執着しない。[Ⅰヨハネ2:15-17] ◆天国人の存在意義 [マタイ5:13-16]   ・『塩』は「味付け」や「防腐剤」のために有用だが、どちらの場合も「よく混ざらなければ」ならないし、また「その異質さを保たなければ」ならない。― 「純粋による埋没」。   ・私たちが『天国人』であることの証は、「自分はクリスチャンだ」と宣言することによって表現されるのではなく、「世にありながら、世とは異質である(聖い)こと」によってこそ現される。   ・「人々が私たちの良い行いを見て、天の父をあがめる」ようになるのは、その『良い行い』の動機が『天の父』に向けられたものだから。そのためには「人との関係」以上に「神との関係」がより親密である必要がある。 ◎注目されるべき存在は、アナタではなく、天の父なのです! ✰今日のキーワード: 「異質さを保つ」 ◎学びを深めるための質問  ①私たちが地上で『天国人』として生きる時に、「この世」と「天の御国」それぞれにどのような益をもたらしますか?  ②あなたにとって「地の塩として生きる」ということは、具体的にどのように生きることだと理解していますか?  ③どうすれば「私たちの良い行い」を通して、『私たち』ではなく『天の父』があがめられるようになるのでしょう? Outline of the sermon      “What are we aiming for?”    (23/08/2020) ◆Role of “citizens of heaven”. ― To intermediate between “kingdom of heaven” and “this world”.  *2 Read more…