2014年8月17日 「『神の国』に生きる」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ       「『神の国』に生きる」     (17/08/2014) ◆『神の国』はどこにあるのか?[ルカ17:20-21]       私たちの内にある! ・『国』というと「領土」を思い浮かべるが、ここでの『国(バシレイア)』は、「王権,王の統治・支配」のこと。 ・イスラエルの民にとっての「王のイメージ」 [Ⅰサムエル8:19-20] *私たちの王はイエス・キリスト = 私たちの戦いを代わりに戦い、勝利を取ってくださった方。 ◆神の国に生きる ― イエスを王として生きるとは?[ローマ14:17]   ①神の義 [Ⅱコリント5:21] ・イエス・キリストが私たちの代わりに『罪』とされた故、私たちはイエスにあって『神の義』(罪なき者)とされた。 ・今やサタン(訴える者)の私たちに対する最大の武器(罪責感)は打ち壊された![ローマ8:1]   ②神との平和 [ローマ5:1] ・私たちの不信仰や裏切りに対する「神の怒り」はすべて十字架で終わった。もはや神は私たちに対して 怒ってはおられない。神は生涯私たちの味方である。恐れることはない。[ローマ8:31]   ③聖霊による喜び [ガラテヤ5:22-23] ・一体どんな喜びなのか?     イエスが持っていた喜び[ヨハネ15:11] ・では「イエスの喜び」の源は?[ヨハネ15:9-12] = イエスの愛の中にとどまること。 *『愛』とは? ― 相手の最善のために犠牲を惜しまないこと。 *『愛し合う』とは? ― 相手が自分にしてくれていることが最善であると信じて、それに全力で応えること。 ここに喜びが生まれる! この喜びがイエスの歩みの原動力だった。[ヘブル12:2] ✯あなたは、この「神の国」の国民として生きていますか?   Outline of the sermon    “The kingdom of God.②”    (17/08/2014) Read more…

(136) “いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産の中にあるのではない。”

1923年のある日、シカゴにある高級ホテルに、当時世界で最も成功を収めていた7人の人々が滞在していました。鉄鋼業界最大の収益を上げていた会社社長、最大の公益事業を営んでいたグループの代表、小麦相場を総括していた資産家、ニューヨーク証券取引所の所長、大統領顧問、国際社会福祉銀行の頭取、そして世界最大の専売公社代表の7人です。まさに当時の世界を動かしていた人々と言っても過言ではありません。 さて時間を少し早送りして、25年後を見てみましょう。これらの人々はどのような幸せな生涯を辿ったのでしょうか?何と驚いたことに、この7人のうち3人は自殺をし、2人は刑務所に入り、残りの2人のうち1人は多くの借金を抱えて死んだそうです。どうやら富や財産は必ずしも私たちに幸福や平安を約束しないようです。 では「経済的に豊かになること」は『悪』なのでしょうか?決してそんなことはありません。私たちの神は私たちを経済的に祝福することがおできになります。但し、神はあくまで私たちが「経済的祝福そのもの」に心を奪われることなく、『祝福してくださるお方』に注目すること、そしてそれらの富を「自分自身の利益のために使う」のではなく、神の愛に基づいて「それらを真に必要としている人々やプロジェクトのために使うこと」を求めておられるのです。 「お金に振り回される人」ではなく、『お金を正しく使うことのできる人』になりましょう!

2014年8月10日 「『神の国』への招き」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ       「『神の国』への招き」     (10/08/2014) ◆神の国 ― イエスが地上を歩まれた時の中心話題 ・何故?  ①使命[ルカ4:43]  ②良く知ってた[ルカ13:28-29, 18:16]  ③イエスと共にあった[マタイ12:28] ・『神の国』と「この世の常識」は違うので、イエスは人々に理解させるのに苦労した。[マルコ4:30, ルカ6:20, マタイ18:1-4] ◆『神の国』に関する様々なたとえ話    ①「からし種・パン種」のたとえ ー 初めは目に付かないほど小さいが、やがて大きく成長する。    ②「隠された宝・真珠」のたとえ ー 見つけた者は、全てを投げ打ってでも手に入れようとする。    ③「ぶどう園の主人・王子のための披露宴」のたとえ ー 主人がいて、誰もが招かれているが、拒む者たちがいる。    ④「地引網・毒麦」のたとえ ー 招き入れられない者たちは、捨てられる。 *どれも1部の特徴しか描写されていない。総合して考えてみると…      「神の国には、絶対的主権者である神がおられ、私たちの思いを超えたその方の豊かさの中に生きる喜び       を味わっていると、他の何物も無価値に思えるほどだが、多くの場合周囲の人々には理解されない。」 ◆神の国に入るカギ―何故皆が入ろうとしないのか?[マルコ1:15] ⊚『悔い改め』 = 方向転換 ・私たちに対して常に「愛と真実」を尽くしてくださる神に対し、それまでは無関係に(背を向けて)生きていた 態度の向きを換え、この神に対して常に「まごころと真実を尽くして生きる」と決心し実行すること。 *でも、どうやってその「神の愛と真実」を知ることができる? ・パウロのメッセージ [使徒20:20-21] ―「神に対する悔い改め」と「主イエスに対する信仰」             イエスの十字架におけるみわざを知ることが、私たちを「悔い改め」へと導く   Outline of the sermon    “The kingdom Read more…

(135) “大ぜいいる私たちも、キリストにあって1つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。”

ちょっとした寓話をご紹介しましょう。いつもメガネをかけている人の顔の部分同士の間で言い争いが起こりました。鼻が目に対して文句を言ったのです。「このメガネは目のために必要なのであって、ボクには全然関係ないのに、どうしていつもボクに負担をかけるんだい?こっちは毎日重たくて仕方ないよ!」 これを聞いて目は心から申し訳なく思って言いました。「分かったよ。今まで迷惑をかけてごめんね。今日からはもうメガネは外すことにするから、どうか許してね。」 さて、メガネを外したこの人は、前方がよく見えないため、しょっちゅう壁にぶつかるようになりました。そしていつも初めにぶつけるのは、顔の中で1番突き出ている『鼻』でした。鼻はたまらなくなって言いました。「分かった、分かった。頼むからもう1度メガネをかけてくれ。もう文句は言わないから。メガネがボクのためにも役に立っていることがよぉく分かったよ。」 『十人十色』という言葉があります。「人はそれぞれ皆違っている」という意味ですよね。互いが違っているために、相手を受け入れたり理解したりするのが大変な時が多々あります。「どうして私と同じように考えてくれないんだろう?」「どうしてあんなやり方しかできないんだろう?」などなど。でもちょっと立ち止まってよく考えてみましょう。互いが違っているからこそ、役に立つことがたくさんあるはずです。違っているからこそ、私たちは時には互いに補い合い、また時には思いもよらなかった新しいことを学ぶことができるのではないでしょうか? 聖書は「私たちは1つのからだのようなもの、そして互いが1つ1つの器官のようなものである」と教えています。そして1人1人がそれぞれの持ち味を生かし、愛と思いやりによって結ばれて、私たちをお造りになられた神のご計画に従って生きるとき、この地上において大いなる神のわざが現されるのです。 あなたは、からだのどんな部分を担うように招かれているのでしょうね?

2014年8月3日 「私たちは戦いの中にある」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ      「私たちは戦いの中にある」    (03/08/2014) *最後の『大原則』は、「私たちは戦いの中にある」ということ。[ピリピ1:30] ・この戦いは「信仰の歩み」に関係がある。[Ⅰテモテ6:12] ・キリストが既に勝利を取ってくださった。[ヨハネ16:33] ◆私たちの敵は「人」ではなく、『悪魔』 [エペソ6:12] ・悪魔の手口はエデンの園の事件以来変わっていない。(『3つの関係』を壊そうとする) ・悪魔はいつも『出来事』や『人』の背後で働く。だまされてはならない![ガラテヤ5:15,エペソ4:26-27] ・イエスは「仲間割れすることの危険性」について警告された。[マタイ12:25-26] 悪魔に決して妥協してはならない! 誘惑に気付いたら、はっきり「No」と言いなさい!! ◆『イエスの勝利』を行使する。[エペソ6:13-18]   1「真理の帯」「正義の胸当て」「平和の福音の備え」を着けて、しっかりと立つ。[14~15節] ・「しっかりと立つ」(主動詞)とは、『自分の考え』ではなく『神』に従うという確固たる決意。[ヤコブ4:7] ・『真理』とは、イエス・キリストのこと。自分の悟りではなく、キリストのことばに頼る。[箴言3:5-6] ・『正義』 = 「罪の赦しの確信」。これも自分から出たものではなく、キリストの身代わりの死による。 ・『平和の福音の備え』。私たちは「神の和解の使者」としての使命を委ねられている。[Ⅱコリント5:17-21]   2「信仰の大盾」「救いのかぶと」「御霊の剣」を取る。[16~17節] ・『信仰』とは、「神がYesと言うことにYesと言い、神がNoと言うことにNoと言うこと。」 ・『かぶと』は「所属」を示す。「神の国の国民」とされていることの証拠。 ・『剣』は、他の武具を着け終わるまで持てない。信仰と共に用いる時のみ、闇の勢力に打撃を与える。   3御霊によって祈る(とりなす)[18節]  Before God for People, Before People for God. ・祈りの中で誰かのことが思い浮かんだら、とにかくその人の祝福と守りのために祈ろう! ◆何故神は私たちを敢えて『戦い』の中に置くのか?[申命記4:35]   Outline of the sermon    “We are in the spiritual battle.”    (03/08/2014) Which is related to Read more…

(134) “人の心の高慢は破滅に先立ち、謙遜は栄誉に先立つ。”

 「『聞く』は一時の恥、『聞かぬ』は一生の恥」と昔の人は言いました。「知っている振りをして後で大恥をかくよりも、ちょっと恥ずかしくても『知らないことを勇気をもって尋ねること』が大切だ」というような意味でしょう。人は生きている間にすべてのことを習得することはできません。ですからいつでも「新しいことを学ぶ姿勢」が必要です。 世界の歴史上最も偉大な喜劇俳優と言えば、必ずその1人として「チャーリー・チャップリン」の名前が挙がるでしょう。彼は大変貧しい家庭に生まれましたが、幼い頃からその頭角を現し、17歳の時には既にベテラン喜劇俳優でした。そして何と29歳にして世界初の『百万ドル俳優』としての地位を得たのです。しかしそのようなお金や名声も彼の『向上心』を留めることはありませんでした。彼は自分が出演したフィルムを繰り返し観察しては、「どうしてこの場面で観客は笑ってくれなかったのだろう?」また、「どうして観客はこんな意外なところであんなに笑ったのだろう?」と追求し続け、自分の演技に更に磨きをかけていったのです。 神はあなたが自分の持ち味を生かして社会に貢献することを喜ばれますが、あなたが自分の成功に満足してしまい『現状維持』の守りの姿勢に陥ってしまうことを決して望まれはしないのです。「謙遜で、教えられやすい者であること」を心がけましょう。

2014年7月27日 「教会はキリストのからだである」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ      「教会はキリストのからだである」   (27/07/2014) *今回の『大原則』は、「教会はキリストのからだである」ということ。[エペソ1:23] ◆「教会」とは『人』のこと  (『教会』のギリシャ原語は「エクレシア(呼び集められた人々)」) ・教会は「イエスを神の御子と告白する人々」を土台としている。[マタイ16:15-18] ◆教会(私たち)が「キリストのからだ」とされていく、3つのプロセス  1かしらにつながる[コロサイ1:18] ・すなわち「いのちの流れを受け取るために、キリストにとどまっている」ということ。[ヨハネ15:5] ・とどまっているために必要なのは、ただ『トコトン信頼すること』。「すべての良きものはイエス・キリストから 来る。彼は最善だけを最善の時になさり、決して裏切ることはない」と最後まで信じる。ただそれだけ。 ・『絶対的な信頼』は、相手に大きな喜びとエネルギーをもたらす。(夫と妻の関係。[エペソ5:23]) ・「いのちの流れ」を妨げるのは『高慢』。「イエスに頼らなくても、自分でやってみせる!」がいのち取りになる。 ・この時、『私のための神の最善』と「自分勝手な願いの成就」を混同しないこと。[ヨハネ6:15]  2互いに尊重する[ローマ12:5] ・私たちは1人1人ユニークなので、「同じいのち」につながっていなければ必ず分裂する。[Ⅰコリント12:14-21] ※分裂のきっかけとなるのは… ①「自分はこの場所にそぐわない…」という思い。   ②「あの人さえいなければ…」という思い。 ・『痛み』は、自分1人で負わず、お互いの成長のために分かち合って![Ⅰコリント12:25-27]  3この世に働きかける[マタイ9:35-36] ・私たちがキリストの愛や力、そしてお互いを必要とするのは、「他の人々に働きかけようとする時」。 ・キリストはあなた個人を用いるだけでなく、ご自身のからだであるこのJCFをも通して働こうとしておられる!   Outline of the sermon    “‘Church’, the body of Christ.”    (27/07/2014) ◆‘Church’ is “People”.  (Greek word for ‘church’ is “ecclesia” which means [summoned people].) ・Church consists of those who Read more…