聖書

「聖書は世界のベストセラー」と言われますが、なぜ聖書はそこまで人々に読まれているのでしょうか?最近映画の主人公にもなった、歴史上最も偉大なアメリカ大統領とも言われる『アブラハム・リンカーン』は、聖書に関して次のような言葉を遺しています。「聖書は神が人類に与えた最も偉大な贈り物である。私たち人間に必要なもののすべては聖書の中に書かれてある」 と。では、なぜ聖書が「神から与えられたもの」ということができるのでしょう?

第1番目には、「聖書の中に書かれた『預言』がことごとく成就している」という事実です。特にイエス・キリストに関する預言について言うなら、彼の誕生、生涯、そしてその十字架における死と復活に関しての数々の預言が成就しました。ある数学者の話によると、「聖書にある預言のうちの8つが1人の人物によって成し遂げられる確立は、日本の国土全体に1円玉をくまなく並べて、その中の1枚にだけしるしをつけ、1人の盲人が一発でそのしるしのついた1円玉を拾い上げるのと同じくらいの確立(すなわち、ほとんど不可能)である」ということです。ところが、イエス・キリストはたった1日で29の預言を成就しました。これは背後に「神の御手があった」としか言いようがありません。

第2番目は、その教えの崇高さです。「自分にしてもらいたいことは、他の人にもそのようにしなさい」「あなたの敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい」などの道徳規準の高いその教えは、現代多くの国々の(キリスト教国に限らず)憲法の模範として用いられています。あたかも、人間をお造りになり、その幸福を願っている大いなる愛に満ちた神によってもたらされたかのようです。

第3番目には、「聖書は歴史を通して多くの人々の人生に影響をもたらした」ということです。聖書は数えきれない人々に、生きる希望・人生の目的・逆境を乗り越える力・生活の知恵、そしてしばしば歴史を造り変えるような大志を抱かせ、それを実現してきました。

通常、電化製品その他の品物を購入すると、必ず『取扱説明書』なるものがついてきます。ベーシックな使い道ならあまり説明書を読まなくても何とかなるのですが、少々複雑な使用目的や、特にトラブルに陥った時には必ずこの『取扱説明書』が必要になります。実は神様が私たち人間をお造りになり、この世に送り出された時にも、私たちのために『取扱説明書』を用意されました。それがこの『聖書』なのです。

さあ皆さん、聖書を読むことなしに人生の荒波を越えていくのがどんなに危険か、分かってもらえたでしょうか?

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