だれでも、時計が遅れ始めたら電池を取り換えますよね?車のオイル交換サインが点滅を始めたらオイルを交換するでしょうし、コンピューターがフリーズしたら再起動させると思います。本当に便利ですね。エネルギーが切れ始めたり不具合が生じたら、それが分かるように知らせるシステムが備わっているわけです。

 実は神様が私たち人間を創造された時にも、あらかじめそのような『警告システム』を搭載してくださったのです。けれども私たちはしばしばそれらの警告を無視して活動を継続し、時には取り返しのつかない状況に陥ってしまうこともあります。ぜひ次のいくつかの『警告システム』をチェックしてみてください。

 ①最近理由もなくイライラすることがある。②一生懸命にやっているのに認めてもらえていない気がする。③有給休暇を取ろうとする時に負い目を感じる。④後輩を指導する時に、穏やかに話せずに、つい大声を出してしまう。⑤この前「涙が出るほど大笑いした時」がいつだったか思い出せない。⑥休日の終わりが近づくと言いようのない疲れが襲ってくる。⑦ささいな失敗をした時に、つい必死に言い訳を考える、などなど。これらのものは決して「当たり前な態度」でも「過剰な反応」でもなく、創造主なる神が生まれつき私たちに与えている「休養とリフレッシュが必要だ」と教える『警告サイレン』なのです。

 いわゆる「燃え尽きてしまう」という症状は、決して一朝一夕では起こりません。そこに至るまでに必ず上記のようなサイレンが何度も鳴っていたはずなのです。神様が与えてくださった大切な『からだ』、ぜひ「聖書の注意書き」をよく読んで、いたわってあげてくださいね。

Categories: 聖書

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