(591) “あなたの愛する妻と生活を楽しみなさい。”

 3組に1組の夫婦が『離婚』という結末に至ってしまうという現代ですが、その多くの原因が「結婚生活というものに飽きてしまったから」というものだそうです。  多くの人々は「子供の教育」「自分のキャリア」また「将来のための貯蓄」というものには一生懸命『投資』しているにもかかわらず、それらの基盤となる『結婚生活』にはあまり『投資』してはいないのではないでしょうか?結婚生活が進んで日々の生活に慣れて来るにつれて、私たちには時間やエネルギーに余裕が出来てきます。そして何故かその『余裕』を「更に2人の関係を高めたり深めたりすること」には使わずに、「不倫・ポルノ・ゲーム」など、ひまつぶしのために浪費してしまうのです。  「夫婦関係をより強固なものにする」とは、それほど難しいことではありません。1つの良い例は「毎晩食事を共にして、その日にあったことを分かち合う」というようなことです。『愛する』とは、言わば「相手に興味を持つこと」であり、相手が今日1日をどのように過ごしたのかを共感しながら聞くことから始まります。また時には一緒に公園を歩いたり、映画を観に行ったり、素敵なレストランで食事をしたりするのも良いでしょう。(ちなみに私たち夫婦は毎週デートしています!)  聖書は「お互いの成長に役立つことを追い求めなさい」とあります。ちまたには様々な「OOコース」や「OO教室」のようなものがあったり、スポーツジムやスイミングプールなどもあります。それぞれが知的・肉体的に自分を磨き、その日その日の成果を分かち合い、称え合う。そのような「結婚生活への『投資』」をすることは、人生の『幸福感』を豊かにする大切な秘訣だと言えるでしょう。

2024年11月3日 「喜びをもって祈る」

礼拝全体の様子をYoutubeで観る 説教あらすじ    「喜びをもって祈る」    (03/11/2024) [ピリピ人への手紙1章3~6節] ◆人々の信仰の故 (4~5節)  ・ピリピの教会は「最初の日から」パウロと共に『福音を伝える』という神からの使命を担い続けていた。パウロたちが捕らえられ、牢獄に入れられたのを見て、「もうこの人たちとは関わらない方が良い」と結論付けても止むを得ない状況で、彼らはパウロの働きを支え続けた。きっとパウロは「自分は1人ではない。共に『救霊の思い』をもって進んでくれている人たちがいる!」と大いに励まされ、困難の中でも喜び続けることができたに違いない。 ◆神のみわざの故 (6節)  ・パウロの心の中にはいつも、「私が仕えている神は良い方で、ご自身のご計画を必ず成就なさる真実なお方である」という確信があった。彼の願いは単に『福音宣教』だけではなく、「信じた人々が『神の子ども』として日々聖霊によって造り変えられ、やがてキリストの似姿へと完成されて行くこと」だった。彼は、神がご自身の全能の力により、日々このみわざを成し遂げておられるのを見ながら、言いようもない『喜び』に満たされていた。  ・私たちも「神の家族と共に福音のために労すること」、また「自分の周りで行われている神のみわざを見つめること」によって、『喜びをもってとりなす者』とされて行こう! 今日の要点 「喜びをもってとりなす者」とされる ◎更に深い学びのために  ①パウロは、ピリピの人々のことを思うたびに、なぜ『感謝と喜び』に満たされたのでしょう?  ②人々のために祈りをもってとりなそうとする時、あなたの心から『喜び』を奪うものは、どんなものですか?  ③「喜びを持ってとりなす者」となるために、心掛けておくべきことは何ですか? Outline of the sermon   “Make our prayer with joy.”   (03/11/2024) [Philippians 1:3~6] ◆Because of people’s faith. (Verses 4~5)  ・Philippians were always supporting Paul for his mission since very first days.  They committed themselves even Read more…