説教あらすじ 「新しい契約」 (24/07/2022)
[マルコ 14:17~26]
◆ユダの裏切り(17~21節)
・「生まれて来なければ良かった」などと言う人は誰もいない。全ての人は神の愛によって生を受け、神と共に生きるために生まれてくる。ユダもその1人であり、そんなユダにイエスは「寄りかかった」。しかしユダは「自分の意志で」そんなイエスを裏切った。後に彼は取り返しのつかない過ちを犯したことを悔いるがあまり首を吊った。
イエスはユダのそんな愚かな生涯を予見して、「そんな形で生涯を終えるくらいなら、生まれて来なければ…」と嘆いた。⇒だから、そんなことになる前に、ちゃんとコミュニケーションを取って誤解を解くべき!
◆新しい契約(22~26節)
・この「最後の晩餐」が『聖餐式』の起源。「モーセの律法を守ることによって神との関係に結ばれる」という『古い契約』[出エジプト24:7-8]ではなく、イエスの代償の故に「恵みと信仰」によって神との関係に結ばれる『新しい契約』。「聖餐を受ける」という行為は、「もはや自分の行いに頼らず、神の恵みによって生きる」という信仰告白。
・イエスはここで「ナジル人の誓い」をなさった。その誓いから解かれるのは、やがて私たちと天の御国で再会する『祝宴の場』。その日を待ち望みながら、今日は『主の聖餐』にあずかろう!
✰今日のみことば: ヨハネの福音書 6章56節
◎更に深い学びのために
①「自分なんか生まれて来なければよかった…」と呟く人は、どんなことを見失っているでしょう?
②『聖餐式』にはどんな意味がありますか? それは旧約時代の「律法を守る」ということと、どう違いますか?
③イエスの『ナジル人の誓い』を通して、あなたは彼のどのような思いを受け取りますか?
Outline of the sermon “The new covenant.” (24/07/2022)
[Mark 14:17~26]
◆Jesus foresaw Judas’ betrayal.(Verses 17~21)
・Even though Jesus knew that Judas would betray him, he loved him to the end. Judas had opportunities to repent what he was about to do. He himself spoiled his own life. That is so sad!
◆The new covenant.(Verses 22~26)
・This “Last Supper” is the origin of “Communion”. In Luke’s gospel Jesus said that this was his blood for “the
new covenant”. “The old covenant” also involved “blood”(Exodus 24:7-8) which was for the relationship with
God “through observing laws”. But “the new covenant” is based on “God’s grace revealed in Christ”.
・When we take “Communion”, we confess that we no longer live on “our own righteousness” but on “what
Christ has done for us”. Jesus is waiting for us to eat and drink together in heaven, so looking forward to it!
✰Verse for this week: John 6: 56.
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