説教あらすじ 「逆転の神」 (13/02/2022)
[マルコ １２：１～１２]
◆たとえ話の解説
・「彼ら」はユダヤ社会の指導者たち、「ある人（主人）」は創造主なる神、「農夫たち」は管理を任された私たち（ここでは特に『祭司長たち』）、再三送られる「しもべ」は神から遣わされた預言者たちを指す。
・神はご自身の心を伝えるために幾度も預言者を送り、ご自身の民を御許に招かれたが、イスラエルの民は聞く耳を持たず、かえって彼らを迫害した。ここに神の「あきらめない（懲りない）愛」が描かれている。
・これだけ拒まれているのにもかかわらず、敢えて「愛する息子」を送るのは馬鹿げているように思える。同様に私たちのこの世の人生も「正直者が馬鹿を見る」ことが多いかもしれない。しかし最後には「全てを公平にさば かれる全能の神」の逆転勝利が備えられていることを知っているからこそ、飽きることなく『善』を行える。
◆「任された者」としての歩み
・神は私たちに「ご自身が創造された世界」、そして『自分自身の人生』の管理を任された。それは自分の自由に使えるが、「任せてくださった方の心」に報いたい。主イエスが言われたように「この世にあっては苦難がある」。しかし終わりに待っているのは『逆転勝利』。それを念頭に置いて、この週も歩んで行こう！
✰今日のみことば： 詩篇 １１８篇８節
◎更に深い学びのために
①この「ぶどう園のたとえ話」で、イエスは、誰のどのような態度を表現していますか？
②この指摘に対し、祭司長たちはどのような態度を取るべきでしたか？ なぜそのようにできなかったのでしょう？
③「この世界」また「自分の人生」を神から任されている者として、どのようなことに気を付けて歩むべきですか？
Outline of the sermon “Keep your faith alive!” (13/02/2022)
[Mark １２：１～１２]
◆Explanation of the parable.
・Jesus spoke this parable to the leaders of Jews. Owner of this vineyard pictures God the Creator prepared
everything for us. Tenants are the leaders of Jews, and the servants are the prophets God sent to them.
This illustrates merciful God who never gives up His people and keeps inviting to Himself.
・Sending own Son looks ridiculous but God knew that He was able to win the victory in the end. In the same
way we may look silly when we try to live honestly in this world, but our victory is promised by God.
◆God entrusted this world to us!
・God created this wonderful world and entrusted to us. We can manage it according to our freewill, but we also
respect the heart of its owner. It is sometimes hard to live faithfully to God, but our victory is waiting for us!
✰Verse for this week： Psalm 118: 8.
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