聖書
(462) “信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。”
人を2種類のカテゴリーに分ける分け方はいろいろとあります。「男性と女性」「大人と子供」「イヌ派とネコ派」「楽天的な人と悲観的な人」などなど。そして今日注目したい分け方は「『人に影響を与えながら生きる人』と『人から影響を受けながら生きる人』」です。 もちろん全ての人は多かれ少なかれお互いに影響を与えながら生きているとも言えるでしょう。その中には良い影響も悪い影響もあります。「自分はあの時のあの人のあの言葉のお陰で今日まで生きて来ることができた」ということもあれば、「私はあの時のあの人のあの言葉に深く傷つけられ、未だに苦しんでいる」ということもあります。誰でもどちらかと言えば前者のように積極的・肯定的な影響を与える生き方をしたいものですよね? 実のところ、「人から影響を受けるかどうか」は『個人の選択』にかかっており、「人に影響を与えるか否か」は無意識のうちに起こる出来事です。つまり、私たちが自ら優れた良き人物を選んで、積極的にその人からの影響を取り入れて行くなら、やがては自分自身が優れた良き影響を自然と周囲に与えて行く存在へと変えられて行くのです。ですから私たちは「誰から影響を受けるか」ということを慎重に選ばなければなりません。そして私が100%の自信をもってお勧めできる人物こそ『イエス・キリスト』というお方なのです。 聖書はこの方の言葉を記録しています。聖書にはこの方がなさったことが描かれています。また聖書は、どのようにして直接的にこの方からの影響を日々受けながら生きることができるかをも教えてくれています。私たち1人1人をこよなく愛される神は、この『イエス・キリスト』からの影響によって私たちが変えられることを通して、この世界をご自身の愛で満たそうとしておられるのです。