聖書
(418) “だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。”
私たちには「過去を変えること」はできません。神はもちろんそのことをよぉく知っています。ですから神は決して私たちが既に犯してしまった過ちを責め立てることはしません。「お前が今人生に苦労しているのは、お前の先祖の罪の呪いだ」とか、「神は以前のお前のだらしない生き方を覚えているから、もはやお前の未来を祝福することはできない」などという言葉や考えは、『決して』神から出ているのではなく、むしろ私たちと神との関係を壊そうとする悪魔からやって来るのです。 聖書は「イエス・キリストは悪魔のわざを打ち破るためにこの世に来た」と教えています。悪魔が私たちを責め立てる、いくら後悔しても決して取り戻すことのできない過去の失敗から私たちを切り離し、「神によって新しく生まれた者」として、ただ前だけを向いて生きるように思いを新しくしてくださるのです。ですから、私たちが「希望を抱いて」日々を生きることができるかどうかは、私たちの才能や成績によるのではなく、「誰のことばに(心の)耳を傾けて生きるか」によっているのです。あなたは『悪魔のささやき』に耳を傾けますか?それとも聖書が証しする『神のことば』に耳を傾け、そのことばを頼りに人生を建て上げていきますか?