目

神は人体を実に精密に造られました。今日は『目』の機能のいくつかを例にとって見てみましょう。

目が適度に湿り気を保ち、またいつも清潔さを保っているために、定期的な分泌物が供給される必要があります。これが『涙』です。涙はどんな目薬よりも複雑な構造であり、完璧に目を守ることができます。涙は「ムチン層・涙液層・油層」という3重構造からなり、目のための豊かな栄養がしっかりと目の表面に定着し、また簡単に蒸発してしまわないようになっています。実際涙は目を乾きから守るだけでなく、目の表面を常に平らに保ち、物がキチンと見えるようにも助けています。また眼球の透明な部分『角膜』には血管が通っていないので、代わりにこの涙が目に必要な酸素などの栄養素をも届けているのです。

また、この涙の分泌を促しているのが『まばたき』です。目の表面には「目の状態を感知するセンサー」があって、このセンサーが常に働いて自然にまばたきをするようになっています。通常は3秒に1度くらいまばたきをするものですが、これがパソコンの使いすぎや暗い部屋での作業などで目を酷使したときには、更に頻繁に起こるようになり、目の健康を保ってくれるのです。

ところで皆さんは「突然暗い部屋に入ったときに、目がだんだん慣れてくる」という現象を体験したことがあるでしょう。実はそのような状況で、皆さんの目は普段の10万倍もの能力を発揮しているのです。どんな高性能のカメラでも、その足元にも及びません。また私たちの2つの目は驚くべき共同作業で、私たちが見ようとするものに対して完璧にピントを合わせてくれているのです。

更に驚いたことに、私たちの目を守る『涙』には2種類あって、前述のような「日常生活の中で目を健康に保つもの」のほかに、「目にゴミが入ったり、玉ねぎが目にしみたりした時に出る涙」があります。こちらは上記の涙と違って「洗い流す」という使命があるため、「定着させる成分」が含まれていないのです。まるで何か意志を持った力が背後で指令を出しているかのようです。まさに『神秘』です!

全く神様のなさるわざには驚かされますよね。これらの人体の特徴が「単なる偶然の進化によって起こった」と信じている「進化論」提唱者たちの『妄信』にあきれませんか?

Categories: 聖書

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